はじめに・・・


先日から、少しずつAsimovを読んでいる。今年はAsimovを集中的に読んでみようと決意したのが、1月のことだった。HPにもAsimovの欄を作って、どれだけの作品を読めるのかと思っていたのだが、HPのAsimovのコーナーは半年前と同じ決意表明だけという情けないことになっている。

この間全然Asimovを読まなかったわけではない。しかし面白かった作品もあるが、感想を書くことに対してどうも気が進まなかった。しかし読みおわった作品というか、今の所ずっと前に読んだことのある作品を再読したものも含めてのことだが、短編・中編ばかりである。多分、読んでも感想を書きたくないものもあると思うのだが、一応無理して読んだということを数行だけでも書いてみたいと思う。

なお、ここで取り上げるAsimovの作品はすべて英語版である。Asimovは、ほとんどの作品が邦訳されていると思うのだが、手元に持ってもいないし、多分見ることもないと思う。読み終わってどうも内容がはっきりしないものもあることだし、楽に読めるのだから、敢えて英語版にこだわる必要もないのだが、読書を効率よくする、という気持ちは私にはない。気ままに読んで、他人から間違いを指摘されるもよし、いつの日か自分で見つけるのもよし、そんな心構えで読んでいく。それにAsimovを読むに当たっても、辞書はあまり引かないと思うから、やはり読み間違いというか、肝心なところで抜け落ちるものが出てくるかもしれない。

当分は、短編・中編を読んでいくことになると思う。

さてこの本には48の作品が収められている。型は普通のペーパーバックよりかなり大きく、B5判より少し小さい。ページ数615。短いのは巻末に2ページの詩というか風刺みたいなものが収められているが、長いものは普通のpaperbackだと、50ページくらいにはなるようだ。

ここのページの更新は、他のコーナーと違って日付順にはしない。本の収録順にする。なお当面、collectionsを中心に読む関係上、あちこちに同じ作品が収録されている可能性がある。といっても、いま気づいた限りでは、Complete Storiesと、The Early Asimovの1,2,3及びNightfallの1,2にほぼ同時収録されている作品から読んでいるようだが、これは仕方がない。

1998-7-6




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