SIGGRAPHに参加しよう!

 過去にSIGGRPAHのボランティア、学生レジストレーションを多数経験してる、吉田氏の協力を得て、学生のレジストレーションの方法を公開します。

この文章は、吉田氏からの回答を許可を得て転載しています。

学生レジストレーション編

学生料金でSIGGRAPHに申し込む方法ですが、
1.在学証明書(英文)を学校から入手します。これには、学生さんの名前から学生番号、学校所在地などが記載されていますから、その学生さんがその学校に在籍していることをきちんと証明してくれます。もちろん、証明書の発行人名はたぶん校長(学長)先生ですから、
Your valid 2001 student identification card AND a letter on school
letterhead verifying you are a student. The letter must include your registrar's name,address, and phone number so we can verify your student status.
という項目は全てクリアされます。
その在学証明書と学生証のコピーを添付して申し込めば、問題ありません。

私はオハイオ州立大学在学中に学生料金で申し込んだ時は、わざわざ事務局まで行くのが面倒だったし、証明書発行代払うのをケチったので、ACCADという研究室の所長だったWayne先生にお願いして、オハイオ州立大学のレターヘッドに「吉田○○って言う学生はいるよん」という簡
単なメッセージを書いてもらって、ちゃっかしごまかしました。
オハイオ州立大学、ACCADDr. Wayne Carlsonという名前がSIGGRAPHでは知られていたから通用した手かもしれません。
なので、やはり正式に発行してもらう証明書を提出した方が無難だと思います。

問題は、その学校で英文の在学証明書を発行してくれない場合です。
英文のレターヘッドがなかったりすると、もっと面倒くさいかも。
そういう場合は仕方がないので、日本語のレターヘッドに証明書の本文を英訳して書いて、間違いがないか英語の先生に添削してもらい学校に提出。
英訳に問題がなければ、教務課とかで学校印をそのレターに押してもらって、在学証明書の代わりにするしかないと思います。
SIGGRAPHがそれをどこまで正式な書類と認めてくれるかは、う〜ん神のみぞ知るです。

日本語で元々書かれた書類を英文にして、それを正式書類と認めてもらう公的な方法は、実はアメリカ大使館へ赴いて、notary public(公証人)サービスを申し込むしかありません。日本でも公証人役場とかで、遺言書とか証明してもうらうじゃないですか。
それと同じような手続きです。これは結構面倒くさいですよ。私は留学する時に、どうしてもある書類をnotarizeしないといけなくなって、アメリカ大使館まで行きました。待たされて、お金もかかったし、ほんとトホホでし
た。

(大抵の学校では英文の在学証明書は発行してくれているようです)

2.必要書類をSIGGRAPH事務局に送ると、問題なければ学生料金で申込み受付しました、というレジストレーションに必要な書類一式が送られてきます。それを持ってSIGGRAPH会場へ行き、レジストレーション窓口で本物の学生証を見せればOKです。

とにもかくにも、在学証明書の英文版が入手できるかにかかってきますよね。
簡単に入手できることを祈るしかありません。こんなところでよろしいでしょうか? もしその学生さんがもっと詳しく知りたいとかあれば、どうぞ遠慮なくお尋ね下さい。
(学生ボランティアに応募したいと言っていた学生さんに、応募書類の添削とかやってあげてます。今年はなぜだかそういう依頼が多かったですね。)

 
 

Yasuo Ohba 2001