カブトムシの話

 1999年8月23日

 小学生がいる家庭ではありがちではないかと思うのだが、我が家でもカブトムシを飼っている。

 金を出して虫を買うなんてのは納得がいかないのだが、1回くらいはいいかとも思い、買ってやった。買ったからには、いや飼っているからには長生きさせなきゃ・・・と少年のころを思いだし、親のほうが熱中してしまっていたりする。

 ところが、つがいでカブトムシを買ってきた次の日、オスのほうが死んでしまった。よく見ると体に大きな傷がついている。これは買うときによくチェックするべきだった。これは私のミスを認めて、もう1ペアを追加購入した。

 カブトムシのオスだけ1匹という売りかたはしてくれなかったので、オス1匹とメス2匹になってしまったのだが、あとでカブトムシの飼育関係の本を見ると、オス1匹とメス2匹という飼い方がいいということで、結果的にはオーライとなった。

 それにしても最近はカブトムシの飼育用のグッズがいろいろと店で売られていて、便利になったとも思うけれど、こんなんでいいのかなあという疑問も感じてしまう。

 私の家の近所ではカブトムシの生育に適したくぬぎの木などがないし、えさも「昆虫ゼリー」などを買ってきたほうが楽だし長生きさせられるので、安易にそれらを買っている。

 私が子供のころの常識としては、カブトムシのえさといえば「スイカ」と決まっていたものだが、実はスイカでは水分が多すぎて適さないとのことで、くだものではバナナやリンゴがいいという。店で売られている「昆虫ゼリー」はクロレラだのロイヤルゼリーだのそんなものが混ぜ込んであってなんとも贅沢である。

 もうすぐ子供の夏休みも終わりに近づいてきた8月17日、カブトムシを入れているケースをひっくりかえしてみた。そうしたら卵が出てくる出てくる・・・全部で59個もあった。すでに孵化した幼虫も3匹いて、もしも卵が全部かえると、なんと62匹の幼虫になってしまう。この秋にはカブトムシの里親探しをしなくてはならないかも。

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