コーヒーの話その2

 1999年7月22日

 6月26日、ラルズストアに買い物に行ったら、 ついにコーヒーのコーナーの棚からMJBの缶詰が 姿を消していた。 我が家の買いおきはあと2缶だ。これを飲んでしまったら そのあとはどうしよう。なんとも困ったものである。

 ところで、暑い日が続いている。梅雨明けという 概念が存在しないこの北海道では「夏が来た!」という 感覚がなんともあいまいである。 (雪が降れば「冬だ!」、雪がとければ「春だ!」 というのとは対照的で、夏の始まりと終わりは わかりにくい。なにやら北海道は冬以外が全部夏だ という考えかたもあるらしいが・・・。)

 それはともかくとして、暑いとコーヒーもホットより アイスだ。それにしても、市販のアイスコーヒーで 僕の舌にあうのが少ないのがこれまた困ったものだ。

 ここで言っている「アイスコーヒー」というのは リキッドタイプで、ペットボトルとか紙パックに 詰めた状態で売られているもののこと。 できれば砂糖もミルクもが入っていないのが いいのだけど、なかなかいいのがみつからない。

 今まで飲んだ中では、ドトールの店頭で売っている リキッドタイプの無糖のものがいちばんおいしいと 感じた。しかし、値段はけっして安いとは言えない。 味への対価として考えると妥当な値段かもしれないが 毎日飲むには抵抗を感じる値段だという意味である。

▼キリン カフェ・セボール

 無糖ではないが気に入っているのはキリンで出している "Cafes Suavor" という銘柄のもの。

 どういうわけか1.5リットルのペットボトルのものしか 見たことがない。小さめのペットボトルとか缶のものは 売っていないようである。 しかも、大手の商品とは思えないくらい売っている店が 少ないのである。スーパーで探してもみつからないことが多い。

 我が家ではいつも宮本酒店で 買っているのだが、ここも品切れすると次の入荷まで何日も 間があいてしまう。実は宮本酒店ではキリンの1.5リットルのペットボトル 商品を188円で売っているのだが、このカフェ・セボールだけは 267円。おそらくキリン側の出荷のしかたがほかの商品とは違うのだろう。 もしかしたら仕切値が高い(=利幅が小さい)のでスーパーでは扱わない店が多いのかも。

 ボトルのラベルには「カフェ・セボール」という読みがなが 書いてあるが、「カフェ スェヴォル」というのが もっともフランス語の発音に近い書き方ではなかろうか。 (画像を見ればわかると思うが本当は "Cafés Suavor" と いうように e の上にアクセント記号がつく。しかしWebブラウザによっては 正しく表示されないかもしれない)

 またラベルにはこのコーヒーについての説明が次のように書かれている。

「カフェ・セボール社は、1853年ナポレオンIII世の時代に パリ市内オデオン座前に創業した、コーヒーロースターの老舗です。 世界各地の粒よりのコーヒー豆を使い、セボール社の伝統の技法で 焙煎した深い香りと味わいのコーヒーをお楽しみください。」

独り言のインデックスへ戻る

ホームページへ戻る