2000/7/23
(
日
)
とみおかはちまんぐう
富岡八幡宮
東京都江東区富岡にある、江戸最大の八幡様として有名な富岡八幡宮。
1627年、今からざっと370年ほど前に建てられたこのお宮は
毎月1、15、28日に縁日を中心に、多くの人で賑わっています。
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超特大灯籠
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大関力士碑
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分けて欲しい・・・
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祭りだ、祭りだ!
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横綱力士碑
超特大灯籠
営団地下鉄東西線の
門前仲町
駅下車。
提灯
が下がった商店街を3分ほど歩くと、
大きな大きな
灯籠
が立っているのが見えてきます。
これが富岡八幡宮の目印。
この灯籠、どの位の大きさか分かりますか?
前に ゆき が立っているので、比べてみて下さい。
ちなみに ゆき の身長は
155cm
です。
灯籠の後ろには、これまた大きな
鳥居
があります。
濃い青の額が珍しいですね。
鳥居をくぐって左手には茶店らしき物もあります。
お宮の前を通りかかった時、境内に向かって
一礼
する人を何度も見かけます。
江戸っ子に愛されている八幡様なのでしょうね。
大関力士碑
「雪見山堅太夫」「白川関右エ門」「荒滝五太夫」・・・
一体何だと思いますか?
実はこれ、歴代
大関
の名前なんです。
鳥居をくぐってすぐ右側に
大関力士碑
があり
それには、初代大関から現在までの大関の名前が
びっしりと書き込まれています。
上記は、
江戸期
の大関の名前だそうです。(本名かしら?)
ここ富岡八幡宮は、1684年に幕府の許可のもと
初めて
勧進相撲
が行われた場所で、
江戸勧進相撲の
発祥の地
として知られている事から
このような大きな碑が建立されているのでしょう。
碑の右の方には、数名の力士の
手形・足形
があり
その大きさにビックリ!
手形は私達の頭の大きさくらい
あるのではないでしょうか。
足形なんて、靴を履いている私達の足より大きいんです。
実際の体つきは、どれほどだったのでしょう。
分けて欲しい・・・
大関力士碑の右側にあるのは、
巨人力士身長碑
。
力士の中でも、特に背が高い力士の身長を
この大きな石碑に刻んであります。
しかしその表示の仕方が・・・
「生月鯨太左エ門」の「
七尺六寸
」って、一体・・・
一尺=30cm、一寸=3cmとすると、約
230cm
!
・・・5cm分けてくれぇ〜
祭りだ、祭りだ!
ちょっとこの写真では分かりづらいと思いますが
コレ、
お神輿
。ガラス越しでしか見られないので・・・
(トラック写ってますが気にせずに)
この金ぴかで豪華なお神輿は、8月中旬の
夏祭り
に
使われるようです。
そのお祭り、お神輿を担ぐ人に沿道から水をかけるので
「
水掛け祭り
」と呼ばれ、
江戸三大祭り
として有名。
今年は運良く(悪く?)そのお祭り、見られそうです。
今からワクワク。今回の長期出張で
博多山笠
を見られなかったので、ある意味、リベンジ!
3年に1度の
本祭り
には
大小
120
ものお神輿が出るそうですが
それはどうやら去年だった様です。う〜ん、残念!
横綱力士碑
さらに奥に進むと見えてくるのは
横綱力士碑
。
大関力士碑よりも、さらに大きな碑が立っています。
この碑の建立は明治33年、重量はなんと約
20トン
!
第12代横綱
「陣幕久五郎」が発起人となり
奉納したものだそうです。
大関力士碑同様、歴代横綱の
名前
が彫られ
その
出身地
も刻まれています。
ちなみに
初代
横綱の名前は「明石志賀之助」、
反対に1番
新しい
のは第67代「武蔵丸光洋」。
出身地はちゃんとハワイと書いてありますよ。
ご本人はこれを見に来られた事、あるんでしょうか。