films2000
●「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1/5)
全編手持ちカメラによる撮影でひどいカメラ酔いで一時退場。
企画力は認めますが、作品としてみると結局こけおどし的な印象。
これで全国公開でロードショーは少し厳しいかも。というかムカツク。
●「ワイルド・ワイルド・ウェスト」(1/8)
単純に楽しみました。実はこれが一番お正月映画っぽいかも。
特にケネス・ブラナーの強烈演技には圧倒を通り越して笑えます。
個人的にはニッパー君のネタがさりげなくて好き。
悪ふざけ的なノリが楽しめるかどうかによるけど、
SFXのお陰で少しスケール感が減少したのが残念。
●「ファイト・クラブ」(1/9)
イヤー、面白かった。あの悪趣味ぶりは生理に合いました。
そしてそれが現代のリアルという気もするし。おそろしい。
やはりエドワード・ノートンの映画でしたね。
あと、ふたりのボディにも驚きました。
デビッド・フィンチャー作品では初めてもう一度見たい気になりました。
物語はありがちというか何それって感じですが、語り口が流石です。
コーエン兄弟もそうですが、映画の潮流は
「何を」から「どのように」語るかに変わってきてるようです。
●「ラストタンゴ・イン・パリ」(1/20)
未見だったので見てきました。
ま、完全無修正版といわれても、だから?って感じですが、
さすがベルトリッチとしか言い様のない出来でしたね。
はっきり言って今のハリウッドの様式はベルトリッチとアルメンドロスが
極めたのではないかと思ってますので。特に大作の場合。
もっと早くに出逢ってれば僕の恋愛人生も変わっていたのでは、
と悔やまれることしきりです。なんつって。
●「ポーラX」(1/22)
カラックス久々の新作。
しかし、以前ほどのテンションはもう無いのかも。
冒険心はまだ失っていない。次回に期待。
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