eview version 0.20
                                        programmed by Naoya Kawahara 
                                                   (nkf@pluto.dti.ne.jp)

■このプログラムは

eview は、ruputer 用のテキストファイルビューワです。
恵梨沙フォントを用いた高速表示が可能なことが特長です。

起動に時間が少々かかること
読み込むテキストファイルのサイズが 25KB までという制限があること
第2水準の漢字が表示できないこと
などがとりあえずの欠点です。

■インストール

1. フォントデータの転送

   ruputer 恵梨沙フォント elisaR10.fon を、
   b:\system\apps\elisaR10.fon として ruputer に転送しておく
   必要があります。
   ruputer 用恵梨沙フォントはかわはらなおやの ruputer ページ
   http://www.pluto.dti.ne.jp/~nkf/ruputer/
   に置いてあります。

2. プログラム本体の転送

   次に、eview.exf を転送します。
   私は、b:\system\apps\ に転送していますが、どこでもいいかもしれません。
   
3. ファイルの関連付けの変更

   b:\system\filer.ini をいぢってファイルの関連付けを変更します。
   PC上で動作する filer.ini の変更のためのツールはいくつかあります。
   拙作の fiedit もその一つです。
   fiedit も恵梨沙フォントと同様
   http://www.pluto.dti.ne.jp/~nkf/ruputer/
   からダウンロードできます。

  ★ txtview.exf を _txtview.exf のようにリネームしておき、
     eview.exf を txtview.exf という名前でコピーすることで、
     filer.ini を書き換えずに使うことができます。

     その際にはもとの txtview.exf のバックアップをちゃんと
     とっておくことを忘れないようにしましょう。

     リネームの操作を
     簡単に行うツールとして evrename.exf というものを
     作りました。それも参照してくだされば嬉しいです。

■使い方

設定ができていれば、
ファイラーで拡張子 .txt のファイルを選べば、
eview.exf が起動するはずです。
起動に時間がかかります。
待ってください。

操作に使用するキーは以下の通りです。

↑      6行上を見る
↓      6行下を見る
←      1行上を見る
→      1行下を見る
enter   8x8 ドットモードと 8x9 ドットモードを切り替える。
        8x9 ドットモードでは、
        行間に1ドット空白が入るので読みやすくなりますが、
        表示速度が遅くなりますし、表示行数も減ります。

menu    プログラムを終了します。

■使用条件・転載などについて

このプログラムはフリーソフトウェアです。
個人的な使用に関しては自由に行ってもらって結構です。

またアーカイブの内容を改変しない限りにおいての転載も自由に行ってください。
ただその際には事前に作者あてにメールなどで連絡頂ければ嬉しいです。

■注意点

filer.ini を変更する場合には、注意が必要です。

eview.exf はまだまだ txtview.exf と比べて低機能だと思いますし、
起動に時間がかかるなどのデメリットもあります。
欠点が我慢できるヒトだけ使ってください。

このプログラムは無保証です。
インストールに失敗してシステムが壊れたとか、
プログラムのバグのせいでファイルが破壊されたとか、
電池がすぐなくなったとか、
不幸な出来事が起こるようになったとか、
そういうコトがあるかもしれませんが、
作者は責任をとりません。個人の責任のモトで使ってください。

恵梨沙フォントに関する記述を雑誌に載せる場合などには、
恵梨沙フォント PJ に連絡をとらなければならないかと思われます。
十分に注意して扱うようにしてください。

最初に書いたように、
このプログラムでは 25 KBまでのテキストファイル
より正確には 1024 行までのテキストファイルしか表示させることができません。

このプログラムのソースの著作権は
作者(naoya kawahara/nkf@pluto.dti.ne.jp)にあります。
勝手に改変してもいいですが、それを世の中に発表するときには、
もともとのプログラムは
作者(naoya kawahara/nkf@pluto.dti.ne.jp)のものだということを
明記してください。連絡下されば嬉しいです。

■謝辞

開発キットを無償提供してくれた SII の人達と、
すばらしいコンパイラを作られた GNU の人達と、
コンパイラの無償配布を認めてくださった MEC の人達に感謝します。

このプログラムに関する感想・要望・文句などは、
nkf@pluto.dti.ne.jp まで e-mail でお願いします。

■更新履歴
1998/08/05   V0.10      最初の公開版
1998/08/06   V0.11      ファイラーイベントを呼ぶようにした。
1998/08/19   V0.20      恵梨沙フォント公開に伴う変更版
			オートリピートがかかるようになった。
			ファイル長の制限を 25KB に変更した。

1999/01/17   V0.21      腕という文字が出なかったのを出るようにした
			第二水準の漢字がヘンになるのをちゃんとゲタ記号が
				でるように変更した。

1999/02/24   V0.22      スクロールバーが出るようにした。
			EL ボタンを押しながら操作することで、
			   高速に表示位置を選択できるようにしました。