Extra Eurhythmic Sequencer programmed by Naoya Kawahara (nkf@pluto.dti.ne.jp) ■このプログラムは ボタンをタイミング良く操作して、その出来を競います。 ■使い方 _ees.exf と、拡張子 ees のついたシーケンスデータを ruputer の同じディレクトリに転送して、実行してください。 οタイトル画面 タイトル画面では、 方向ボタンの上下で項目を選び、 方向ボタンの左右でその項目を設定します。 1番上の項目では、 カレントディレクトリにある拡張子 ees のファイルが選択できます。 2番目の項目では、 game モードと view モードを切り替えることができます。 3番目の項目では、 ELバックライトの光りかたを以下の3種類から選ぶ事ができます。 NONE ... 全然光らない GOOD ... GOOD判定のときに光る QUARTER ... 周期的に光る Enter を押すとシーケンサがスタートします。 タイトル画面で Menu を押すとプログラムを終了します。 οシーケンサ画面 [game モードの場合] シーケンサ画面では、 画面左から矢印が流れてくるので、 それが画面右の矢印と重なった瞬間に同じ方向に 十字ボタンを倒してください。 その他のボタンは以下のように十字ボタンと同様の働きをしますので、 左右の同時押しなどが必要なときには、テキストを修正 適宜 ENTER や FILTER ボタンを使うことで、高得点が狙えます ENTER … 十字ボタン上 EL … 十字ボタン右 MENU … 十字ボタン下 FILER/TIME … 十字ボタン左 [view モードの場合] 十字ボタンの左右でスクロールしてシーケンスを見ることができます。 ENTER を押しながらだとちょっと高速にスクロールできます。 MENU を押すと終了してタイトルに戻れます。 ο結果表示画面 game モードでシーケンスが終了すると、結果画面がでます。 省電力タイムアウトを短く設定してるとここでいきなり 省電力モードに入ってしまうので、矢印ボタンを一度押さないと 表示されません。 注意してください。 また、こういう現象を回避する方法を知っているヒトは ぜひ教えてください。 ■ees データについて。 ees のデータのフォーマットは、 ・最初にテンポ指定 ・その後にシーケンスデータ となってます。 ファイルの最初に、いきなり'0'〜'9' からなる文字列でテンポを指定します。 数字以外の文字が出てきたら、そこがテンポとシーケンスデータとの 区切りであるとみなされます。 次にテンポとシーケンスデータの詳細について説明します。 οテンポ これは音楽的なテンポの 16/15 倍になります。 具体的には、8秒間に画面が何ドットスクロールするかで指定します。 このゲームでの8ドットが4分音符だとすると、 T120 の場合、1秒間に2回の4分音符が発生するので、 テンポ = 8(ドット) * 16(個の4分音符) = 128 となります。 οシーケンスデータ シーケンスデータは、16進数1桁で一列を表します。 このゲームでの8ドットが4分音符だとすると、 8分音符ごとに16進数を1桁ずつ入れます。 4分音符のタイミングで、↑←→↓↑←→↓が、順番に出てくるような シーケンスのデータは、 1020408010204080 となります。 この場合画面の表示は、    ↑   ↑   ←   ←   →   →   ↓   ↓    のようになります。 何も矢印のない場所は、0 になります。 小節線を 文字 "|" で示すことができます。先ほどの例では、 10204080|10204080| とすると、小節線が表示されるようになります。 "|" はタイミングに影響しません。 シーケンスデータの中に入っている16進数でない文字は、 単に無視されます。 つまり 10204080|10204080| のようなデータは、 10204080| 10204080| のように書いてもかまいませんし、 10204080 |- 10204080 |- と書いてもかまいません。 ■ddr2ees について なにやら ddrv という矢印シーケンスを表示する ソフトウェアがありまして、 それ用の矢印シーケンスデータがたくさんあるようなので、 それを ees ファイルにコンバートする Win32 コマンドプロンプト用のプログラムを作ってみました。 使い方は、 ddr2ees.exe ddrファイル名 テンポ eesファイル名 のようになります。 ddrv のファイルにはテンポが指定されていないので、 自分で指定する必要があるのです。 ここで指定するテンポは音楽的テンポで ok です。 ddr2ees はコマンドラインで指定されたテンポを 16/15倍して 出力ファイルに書きこみます。 一括して ddrv のファイルを ees ファイルに変換するバッチファイル ddr2ees.bat もアーカイブに含めておきますのでご利用ください。 ■注意点 このプログラムは無償で配布されます。 このプログラムを実行することに関して金銭その他を誰かに 支払う必要はありません。 このプログラムは無保証です。 インストールに失敗してシステムが壊れたとか、 プログラムのバグのせいでファイルが破壊されたとか、 ゲームのやりすぎでボタンが壊れたなどの被害に関しては、 作者は責任をとりません。個人の責任のモトで使ってください。 このプログラムのソースの著作権は 作者(naoya kawahara/nkf@pluto.dti.ne.jp)にあります。 勝手に改変してもいいですが、それを世の中に発表するときには、 もともとのプログラムは 作者(naoya kawahara/nkf@pluto.dti.ne.jp)のものだということを 明記してください。連絡下されば嬉しいです。 ■更新履歴 1999/01/07 V0.1 にらたまさんとしゃあるさんに渡したばーじょん 1999/01/08 V0.2 一応ゲームにしてみたばーじょん 1999/01/10 V1.0β ees ファイルを読み込めるようにしたバージョン 1999/01/10 V1.0β2 テキストを修正 1999/01/17 V1.0β3 ddr2ees がおかしかったのを修正。 白抜き矢印の右1ドットが欠けていたのを修正 その他スコア表示の部分など修正 1999/02/23 V1.1 view モードを追加 小節線表示を追加 タイトル画面を変更 a〜f の文字のデータの扱いがおかしかったのを修正 (これはすごく恥ずかしいミスでした) テンポを倍にした。 ファイルの総数が 64 まで大丈夫にした (以前は 32 までだった) ddr2ees.bat をアーカイブに含めた ■謝辞 開発キットを無償提供してくれた SII の人達と、 すばらしいコンパイラを作られた GNU の人達に感謝いたします。 このプログラムに関する感想・要望・文句などは、 nkf@pluto.dti.ne.jp まで e-mail でお願いします。