●合唱団の紹介
合唱団の歴史
1974年頃から宝塚合唱連盟の中で宝塚市にも少年少女合唱団がほしいという声がありました。 翌1975年、宝塚に住む青少年の健全な育成を目的として、宝塚青年会議所のご支援で宝塚少年少女合唱団が発足しました。
それ以来年1回の定期演奏会を中心に活動を続け、今では定期演奏会のほか、夏の卒団生のためのコンサート、合唱祭など年間20回以上の演奏活動をしています。 また、今までに韓国・台北・アメリカ・カナダ・フィンランド・中国で演奏の機会に恵まれています。
一方、日本の作曲家への委嘱活動にも力を注ぎ、青島広志、千原英喜、松下耕など、第一線で活躍する作曲家と新しい作品の演奏にもにも挑戦しています。
現在、団員は宝塚市及びその周辺から集まる小学校1年生から高校3年生までの約60名で構成されています。練習は週1回、日曜日の朝3時間、原則として宝塚市中央公民館(最寄り駅、阪急電鉄今津線逆瀬川駅)でおこなっています。 団長は山岡信章(1998年から)指導・指揮は笠原美保(1982年から)西牧 潤(1983年から)、ピアニストとして小林美都(合唱団1期生)、友金美和が担当しています。
現在、団員は約90名。卒団生(1987年に設定)は60名になりました。
指揮者の紹介
笠原 美保(かさはら みほ)
最初に赴任した宝塚小学校で”もっと歌いたい”という子どもたちの目の輝きに出会
い、合唱部を結成。それが今日の合唱活動のスタートとなる。
1982年6月より宝塚少年少女合唱団を指導。1986年兵庫県「若人の賞」受
賞。1994年宝塚市「愛と理解の市民賞」及び「青少年・女性功労賞」受賞。
「平成指揮者十人の会」同人。宝塚市立すみれガ丘小学校教諭。
西牧 潤(にしまき じゅん)
兵庫県芦屋市生まれ。甲南大学理学部応用物理学科卒業。指揮を小林研一郎、斉田好男の両氏に学ぶ。合唱団ボイスフィールド、宝塚少年少女合唱団、甲南大学グリークラブ、神戸ポートシンガーズ指揮者としての活動をベースとしながら、「アマールと夜の訪問者」(メノッティ)「火の鳥《ヤマト編》」(青島広志)「カルメン」(ビゼー)などオペラの指揮、オーケストラを伴う合唱作品の演奏、メサイア(ヘンデル)第九(ベートーヴェン)やオペラなどの副指揮、合唱指揮など、合唱にとどまらない幅広い演奏活動を目指し、芦屋市・宝塚市を中心とした地域の音楽活動の振興にも力を注いでいる。
また、関西二期会、大学合唱団、社会人合唱団などへの客演や、作曲家 青島広志氏とシアターピース作品の上演に力を注ぐ一方、宝塚少年少女合唱団と韓国・台北・アメリカ・カナダ・フィンランドへの演奏旅行を行う。初演作品は『愛に還る』(青島広志)『そのひとがうたうとき』(松下耕)『ADAGIA』(Pekka Kostiainen)『La Gottani』(谷岡千代)『あなたにあいたくて生まれてきた歌』(千原英喜)など。芦屋合唱協会副会長。日本合唱指揮者協会会員。兵庫県合唱指揮者協会会員。平成指揮者十人の会、21世紀の合唱を考える会合唱人集団『音楽樹』同人。