「北欧堂」コンテンツの一時引上げについて(May.30,2007実施)
海外と思われる某サイトで、北欧堂のコンテンツが大量に盗用されていることが判明しました。
「スカンジナビア/ステラ・ポラリス」沈没地点でのダイビングツアーらしきもの(宝探し?)を募集しているサイトで、"ステラ・ポラリス保存有志の会"提供の貴重な写真だけでなく、当方で撮影した写真や、私が自分で書いた船内配置図まで盗用されていました。
現在抗議を行なっているところですが、取りあえず状況を確認できるまで、このページの全てのコンテンツを一時的に引き上げることとしました。
折角お出でいただいた皆様には大変申し訳ないのですが、何とぞご理解の程よろしくお願いいたします。
「北欧堂」現在の状況について(May.5,2007掲載)
あまりにも長い間更新もせず活動についてもお知らせしておりませんでした。
この事について、ご説明させて頂きます。
結論から申しますと、何もご説明できることがなかったのです。
昨年末くらいに、現地の"ステラ・ポラリス保存有志の会"からの連絡で、事件をこのままにしないために具体的な行動を起こすから、こちらの方で撮影した船体の写真などを提出するよう要請がありました。
このため私としても船体の腐食状況などの写真を全て現地に送ったのですが、その後梨の礫となり、こちらからの問い合わせにも一切応答がありません。
元々、"具体的な動き"がどういうものかの説明もなく、その点彼らを信じて待つようにと言う指示だったのですね。
だから余計な動きとならないように「北欧堂」の更新も停止して、半年近く待ってきたのですが、連絡も途絶え、現地についても私の知る限り、今に至るまで特に動きも変化もないようです。
以上の状況により、現在もお知らせできることは何もありません。
私も忙しかったと言うこともありますが、それでも独自活動は別途しておりました。
その一つは、本船の姿を後世に残すための事業として、船舶画家の高橋健一先生に依頼して、在りし日の本船の絵を描いて頂くことです。
既に本船の写真や設計図面などを高橋先生にお届けしており、他の制作が終わり次第着手して頂けることとなっております。
できあがった絵をどうするかについても、レリーフ化して沈没地点にちかいあたりに記念碑を建てられないか、高橋先生と話し合っております。
以上のような情報も現地に伝えてあるのですがやはり反応がなく、しかし「北欧堂」は元々"ステラ・ポラリス保存有志の会"のweb上の活動拠点として発足した経緯もあり、実際かなり貴重な写真資料の使用についても同会の許諾の下に掲載していますでの、正直進退窮まっているような状況にあります。
当分は私自身は高橋画伯の絵の完成に向けての協力を中心としますが、現地がこのまま動かないようでしたら、別途記念碑建立につての活動を実施する方向で考えております。
以上、状況をご報告しておきます。
『ステラ・ポラリス』(exレストランシップ"スカンジナビア")沈没の報に接して (10/8更新)
何とも悲しい事になってしまいました。
2006年8月31日上海に向けて出航した、『ステラ・ポラリス』は、9月2日未明、和歌山県串本沖で沈没しました。
原因はビルジ(船特有の漏水のようなもの)と見られています。
元々、ビルジはどんな船にもあり、普通はポンプで排水するものです。
スクリューシャフトが外に出ているところとかから、多少の海水は必ず入ってきます。
レストランシップとしての本船はスクリューなどの穴をふさいでありましたが、それでも船体自体が老朽化しているためかなりのビルジがあって、それを陸上から供給される電力でポンプを回して排水していたのです。
昨年営業を停止した時、船への送電も止るという話があって沈没の可能性が出たのですが、地元有志の皆さんの必死の努力によってなんとか回避されていました。
今回の曳航に当たっては、この点は当然考慮されていると思っていたのですが、天候等他に沈没を促進する要因も見あたらない事を考えると、ビルジ引きに十分な対策のないまま出航したのが原因と思われます。
何とも残念な事です。
串本港沖約3q、水深72メートルほどの場所ですが、あのあたりは海流も強いので、浮揚は容易な事ではありません。
悲しくて、空しい気持ちでいっぱいですが、同時に罪悪感も感じております。
西浦木負を中心とした地元の方では、現地で本船を保存する運動がレストラン閉鎖直後から盛り上がりを見せていて、この『北欧堂』にも協力の要請がありました。
しかし、私は日本でこの種の海事文化遺産を保存する事、特に強力のバックアップのないNPO的な活動では絶対に維持は出来ないと考えて、活動を紹介するに止め、海外への売却を主張して直接の協力は拒否したのです。
今この現実を前に、自分の間違いを悟らないわけにはいかないようです。
私如きが申し上げるべき事ではない事かも知れませんが、お詫びしたい気持ちもいっぱいなのです。
また一人の日本人として、この貴重な海事遺産を守れなかった事について、ノルウェー、スウェーデンを始め関係各国、そして世界中の皆様に(烏滸がましい事ですが正直な気持ちとして)申し訳なく思っております。
なおこの事態を受けて、『北欧堂』は本日を以て閉鎖することにいたしました。
閉鎖を発表してからこの1週間に、驚くほどたくさんの皆様からのアクセスを頂戴し、ご意見やお叱りもいただきました。
確かに、沈んだから終わりというのは無責任かも知れません。
しかし、そうは言ってもさしあたり何も出来ないのもまた事実です。
そこで、恥ずかしながら今しばらくは北欧堂を存続させて頂き、当面はわかっている範囲の事実整理をこのページ上でやっていきたいと思います。
検証『ステラ・ポラリス』はなぜ沈んだか 掲載中止
『ステラ・ポラリス』とは何か 掲載中止
ステラ・ポラリスの歴史
ステラ・ポラリスとはどんな船だったのか
『ステラ・ポラリス』の美術品について 掲載中止
2ちゃんねるにおける、発言について(10/8)
このページは"ググって"も滅多に引っかからないので、最近多くアクセスをいただいている理由を少し疑問に思っていたのですが、2ちゃんねるでご紹介をいただいていたのですね。
大変ありがたい事ではあるのですが、ただ一部、あたかも私が書き込みをしているかのような記事も見受けられます。
時々拝見して内容は大いに参考にさせて頂いておりますが、ただ、この件について私は書き込みをさせていただいたことはありません。
特に問題はないのですが、誤解の無きよう、念のためお知らせしておきます。
GRANDLUXE管理人・白星屋伊豆兵衛