森田実の言わねばならぬ【672】
平和・自立・調和の日本をつくるために[672]
《新・森田実の政治日誌》民主党と菅政権の「予算の特別枠2兆円」はほとんど無意味である/来年度予算編成における民主党の「2兆円特別枠」は少なすぎて日本経済を再生させる効果は期待できない/2兆円では役に立たない
「一文惜しみの百知らず」(日本の諺)
[わずかな金銭を気にかけて、将来の大きな損失に気づかない]
来年度予算について民主党の政策調査会は「提言」をまとめた。目玉は「経済成長、雇用拡大、マニフェストの実現」に重点的に予算を配分することと、「元気な日本を復活させる特別枠」約2兆円の設定である。これを菅内閣は受け入れる方針だという。
しかし、2兆円では雇用・成長・マニフェスト実現にはあまりにも少ない。これではデフレ克服はできない。
これでは「一文惜しみの百知らず」と言われてもやむをえまい。
デフレを克服するためには公共事業を拡大し、地方経済を浮揚させる具体策を講ずる必要がある。これには20兆円が必要であろう。来年度予算に少なくとも10兆円は計上すべきである。
2兆円では「焼け石に水」である。民主党は財務省だけに目を向け、耳を傾けるのをやめて、国民を見るべきである。デフレ克服が第一である。政府はいま、これに総力を挙げるべきである。