2010.2.6(その2)

森田実の言わねばならぬ【109】

平和・自立・調和の日本をつくるために[109]

《新・森田実の政治日誌》民主党議員Tさんへの手紙/「森田さんはなぜ小沢・鳩山民主党政権をきびしく批判するのですか? 昨年の総選挙後に姿勢を変えたのですか?」との質問に答えます〈その2〉「是は是、非は非」と反独裁主義

「是非の心は智の端なり」(孟子)

[善悪を判断する心は知の端緒である]



 Tさん。私は、ジャーナリストという職業についてから心掛けてきたことがあります。次の言葉です。

 「是を是と謂い、非を非と謂うを、直と曰う」(荀子)

 政治批判において、私は、個人的な感情や名利を抑えて、発言するよう心掛け、努力してきました。50年に及ぶジャーナリズムの世界における生活を通じて、つねに「是は是、非は非」を意識して行動してきました。反省すべきこともありますが、妥協なく生きる努力をしてきました。あえて申しますと、私の立場は反権力に重心をおいた是是非非主義です。

 2009年8月30日の総選挙まで何人かの友人の民主党候補を応援してきましたが、民主党が勝利し、政権をとった以上、私が民主党の側に立つ時代は終わりました。次に民主党の側に立つのは民主党が野党になったときです。これからは、苦言を呈し批判するのが、私の民主党への態度です。小沢独裁のような政党になれば(もうなっていますが)、私は民主党政権と戦います。

 民主党は、政権与党になってから、悪い方向へ変質してしまいました。言論の自由と党内民主主義を失ってしまいました。民主党内から言論の自由が失われてしまいました。小沢一郎氏を独裁者とする独裁的強権主義の政党に変質してしまいました。私は、小沢独裁には絶対反対です。独裁政治には全力を挙げて抵抗し、戦います。Tさん。あなたは民主主義者だとは思いますが、小沢独裁のもとで独裁政治を行うならば、あなたを支持することはありません。Tさんには民主主義者の道を貫いていただきたいと願います。(つづく)