2010.2.3(その3)
森田実の言わねばならぬ【96】
平和・自立・調和の日本をつくるために[96]
《新・森田実の政治日誌》[谷垣禎一自由民主党総裁研究・第2部(3)]1月24日の自民党第77回定期大会における「谷垣総裁年頭演説」に見る高い品格と知性〈その3〉谷垣演説(上)大平ビジョンの継承を宣言〈人間の絆を大切にする政治〉
「疾風に勁草を知る」(『後漢書』)
就任以来、みなさんとひざを突き合わせてお話をうかがってきました。私は自民党が地域に根ざしている唯一の国民政党であるとの自信を深めています。
「みんなでやろうぜ」と申し上げたのは、自民党だけではなく、国民とともに、という思いなのです。
「疾風に勁草を知る」という言葉があります。地に根を張る草は強い風にも吹き飛ばされません。家庭基盤を充実させ、地域から出発するという原点に立ち返りたいと思います。大平正芳元総理は「家庭基盤の充実」「田園都市構想」を提唱しました。それが「絆」を大切にする政治です。》
谷垣氏が、1970年代後半に作成された大平正芳ビジョンを継承し復活させることを宣言したことを、私は高く評価する。大平ビジョンこそは、自民党政治の最良部分を代表するものだからである。
2月1日の衆議院代表質問における谷垣自民党総裁の代表質問演説は非常によかった。「小沢独裁」の克服は、今日の政治状況における最も重要で緊急の課題である。谷垣総裁は「小沢独裁」をズバリと批判した。すぐれた演説だったと思う。(つづく)
谷垣総裁演説は非常によい演説だった。同演説(要旨)の前半部分を引用する。
《この大会で誓うべきは、「野党」としての責務を果たし、政権奪還を実現することです。そのための決意と団結をあらためて確かめ合いたいと思います。一部の人間が利益を分配して、内輪の権力闘争に明け暮れる、もはや、そんな自民党とはきっぱり決別します。