2010.2.2(その3)

森田実の言わねばならぬ【92】

平和・自立・調和の日本をつくるために[92]

《新・森田実の政治日誌》[谷垣禎一自由民主党総裁研究・第2部(2)]1月24日の自民党第77回定期大会における「谷垣総裁年頭演説」に見る高い倫理性と知性〈その1〉谷垣総裁が示した新たな自民党の政治の方向への共感/そして「小沢独裁」との闘いに期待する

「謙虚であることをわきまえている人は、最高のことを企てることができる」(ゲーテ)



 谷垣氏は大変謙虚で地味な人である。政界には傲慢な目立ちたがり屋が多い。谷垣氏は貴重な政治家であると私は思う。

 自民党機関誌『自由民主』党大会号(2010年2月2日号)は谷垣総裁演説を次のように要約している。

《大会で谷垣総裁は、「一部の人間が利益を分配し、内輪の権力闘争に明け暮れる自民党とはきっぱり決別する」と述べ、メ新生・自民党モを宣言。そのうえで「日本の民主主義のために『小沢独裁』と闘う。国民不在、国益無視の行き過ぎた選挙至上主義と闘う」と政権奪還への決意をあらためて強調した。》

 谷垣氏が、一部の人間が利益を配分するような不公正・不平等な古い政治との決別を宣言したことは、大いに評価されるべきことである。さらに谷垣氏は、「小沢独裁」と闘うことを宣言した。谷垣総裁が、小沢民主党の選挙至上主義への闘いを宣言したことを私は高く評価する。

 この「小沢独裁と闘う」と小沢民主党の「国民不在、国益無視の行き過ぎた選挙至上主義と闘う」とした谷垣氏の宣言は、重要である。ここに、日本国民が進むべき政治の方向が示された。私はこの谷垣宣言は大変重要な政治宣言であると思う。小沢一郎・鳩山由紀夫のダーティな金権体質が明らかになったいま、国民は民主党を徹底的に批判しなければならない。(つづく)