森田実の言わねばならぬ【56】
平和・自立・調和の日本をつくるために[56]
「進を知りて退くを知らず」(『易経』)
このような立場にある輿石氏は、検圧当局の「任意の事情聴取」要請を無視しつづけてきた「怒れる」小沢一郎をたしなめ、冷静で良識的な対応を求めるべき立場にいる。輿石氏は小沢一郎に対して友情ある説得をすべき人物である。しかし、「小沢氏とともに検察と戦う」と言っている。どうかしているのではないかと思う。小沢氏は民主党全体を検察との戦いに巻き込んでいるが、これは、やめさせなければならない。小沢氏は一人で戦うべきである。
輿石氏は、自らが良識の府の参議院議員であることを忘れてはならない。それ以上に輿石氏の支持者の中心にあるのは教師の集団である日教組の組合員であることを考えるべきである。日教組・県教組は、小沢一郎に追随し小沢一郎を無条件に支持して検察との抗争に狂奔するような輿石氏への支持をやめるべきである。
繰り返す。小沢個人と検察との戦いに国政全体を巻き込むような愚かなことをやめさせるべきである。民主党は政権与党である。この問題に中立の立場をとらなければならない。(つづく)
《新・森田実の政治日誌》[民主党の独裁者・小沢一郎の個人の戦いに国政全体を巻き込んではならない/小沢の暴走を止めなければ日本が危ない〈3〉]輿石東・民主党参議院会長(民主党幹事長事務代行)は小沢氏とともに検察と戦うとの意向を表明したが、あまりにも不見識である/参議院は良識の府でなければならない/とくに輿石氏は日教組に所属した教育者である/怒り暴走する小沢氏に追随するのはやめて、諫めるべきである
『国会便覧』によると、輿石東氏は73歳、「党参議院会長、党代表代行、参国交委員、元党参幹事長、党参国対委員、県労連議長、県教組委員長、ノ勤17.11(衆2、勤6.8)」とある。小沢一郎氏より6歳上である。教師の経験もある。日教組出身議員である。