「声」特集――言論の自由が日本を救う
「政治家たちは、ただ目の前だけが薄暗く見える洞穴の中に住んでいる」(タゴール、インドの詩人)
【1】KNさんの意見「自衛隊の市民監視問題について」(6月7日)
《森田さん、神戸のKNです。HP毎日拝見しています。お元気で何よりです。
テーマはたくさんありますが、昨日、共産党が暴露した、自衛隊が市民運動を監視していた件について書きます。私は、これ、やはりやっていたか、とも思いますが、それで済むわけではありません。
日本は、かの、将軍様の国と、どこがちがうのでしょうか?
戦争反対だけでなく、その他の政治関係も監視していたのです。この情報、官邸はもとより、アメリカにも行っていたと、容易に想像がつきます。
「有事」になったら、逮捕する人間のリストをつくっていたと言われても仕方ないでしょう。
一昨年、R社のM代表が、名誉毀損をふっかけられて逮捕されました。その逮捕理由開示で、裁判官は、逮捕理由は捜査上の秘密だから言えないとまで言われたのです。治安維持法、そのものでした。そのM代表、懲役1年2カ月、執行猶予4年の重罪を課せられて、私もいま裁判を闘っています。このM代表の運命は、今後の1億2000万の運命です。
この件、関西ローカルの番組では、今朝の大阪朝日放送で、日刊ゲンダイのF編集長が、明らかに逸脱行為と断じ、いま、昼の番組でも、ジャーナリストのO氏が断罪していますが、東京のニュースでは、コラムニストのK氏が、自衛隊のPR活動であると言っています。東京のテレビでは、戦争反対も言えない模様です。
しかし、安倍内閣の失態は無限です。
7月の参院選で、安倍総理に、ご臨終になってもらうしかありません。
日本は、半分戦争の下にあります。イラク戦争に「参戦」しているのですから、当然ですが、いつ、戦争になってもおかしくないと思いました。》
【2】TSさんの意見「従米下の自衛隊は日本国民を監視し弾圧するために存在しているのか?!」(6月8日)
《報道規制が敷かれているのか、共産党が抜いた自衛隊の国民監視機能の記事は重要だと思います。これは、そもそもの国家機能に関して自衛隊の存在意義が、国外の仮想敵国のためにあるのではなく、国内の反乱分子を牽制することにあったことがわかりました。そうすると、警察の存在意義もそのような反乱分子の監視ということになるのでしょう。ちょっと飛躍した推察かもしれませんが、わが国の従米路線のそもそもの意味合いというのは、近未来に起こりえる国家体制崩壊を引き延ばすための措置ではないかと思います。最終的には武力で制圧するしかないのです。》
【3】ATさんの意見「談合に思う」(6月6日)
《談合についての森田さんの考え方には確かな道理があると思う。
仮に談合によって建設業者が生み出す利益が地域に循環されていくならそれはそれで意味がある。下請けの業者も儲かり、その社員と家族が喜び、街の商店も景気が良くなり、バーやカラオケ店も繁盛するようならいいではないか。もともとは市民が納めた税金なのだから、市民の手に戻ってくれば誰もが納得するだろう。問題は高い利益で落札しておきながら、下請けを虐め、己だけが濡れ手に粟の利益をむさぼる大企業のやりかたにある。
そしていまの談合騒ぎの本質、アメリカのゼネコンのために露払をつとめる小泉、安倍にある。すべての公共事業は確としたものでなければならない。将来にわたって不安のないものでなければならない。そのための本当のコストはいくらなのか。その見きわめこそが健全な競争の前提となる。世の中のいかなる工作物も原価は知られている。材料がいくら、人件費がいくら、突きつめて言えばすべてはその二つから成り立っている。よほど画期的な技術が開発されない限りかかかる金は決まっているのだ。
そこで思うのは、役所も最低落札価格だけでなく、最高落札価格も提示するのがいい。最高と最低の幅を決めるのは賄賂や政治権力に左右されない身分保障をされた専門職が行えばいいのだ。物事には妥当というものがある。安く叩いたばかりに強度不足でやり直しのハメに陥ったらどれほどの損失をこうむるか。この完璧な見本は耐震偽装ほか、枚挙にいとまがない。妥当こそが最も大切だと思う。人間生きていくにはある程度の収入がなくてはならない。それを保証する仕組みが妥当という言葉ではないだろうか。談合が妥当の範囲にあれば、市民は○をくれるであろう。》
【4】IOさんの意見「非民主的政治にはウンザリです!」(6月9日)
《いつも森田さんの真摯で的確な批評、評論活動を全幅の信頼をもって応援させていただいております。
森田さんが「政権交代なくして民主政治なし」とおっしゃっていましたが、まったくそのとおりだと思います。
小泉政権以降、日本の民主主義は歪められてしまいました。政府は、マスコミとつるみ、ジワリジワリと小賢しく民主主義を破壊していっています。最近の安倍政権の暴走ぶりは目にあまります。故松岡農相が絡んでいた「政治と金」の問題、また今回の年金問題にしても野党の厳しい追及を無視し、あろうことか野党に責任転嫁をする始末です。国会の場でとことん論争をすることもなく、すべて中途半端な形で中身のない「解決案」を与党で通し、勝手に終えてしまおうとしています。こんな非民主的な政治手法がずっと続いているのです。そしてこのツケは確実に国民にまわってくることは間違いありません。もうウンザリです。
一日も早い政権交代を待ち望んでおります!》
【5】KNさんの意見「日本国独立宣言」(6月9日)
《『アメリカに使い捨てられる日本』の出版記念パーティーには多くの著名人の方がこられ、森田さんの主張が正しいとようやく日本人にも理解されつつあるようで、陰で応援している者には非常に喜ばしいことです。
さて今回、森田さんにお手紙したのはこの好機にさらなる日本人の決意を固めさせることが必要ではないでしょうか。それには「独立宣言書」を起草することが一番の方法だと思うのです。主要な著名人に呼びかけ「真の独立国家、日本」をつくることそれには「日本人の意志」を見せるべきです。
かつての植民地、米国が「アメリカ合衆国」という真の民主主義をめざし英国から独立した歴史、アメリカかぶれと言われればそれまでですが、私は今の米国は「9.11」から民主主義を失ったと思っています。禁酒法よりひどい「愛国法」などを見れば一目瞭然ではないでしょうか。
宗教に関係のない「真の民主主義」、これをめざし実現できるのは日本人だけです。そのために「日本人の決意」を示す。それが「日本国独立宣言書」を起草することだと思います。
自由、平等、人権、平和、そして寛容(思いやり)、これらを実現できれば世界はもっと平和になれるはずです。原爆の悲惨さを知っている日本人だからこそ、焼け跡から奇跡の復活をとげられた日本人だかこそ、いまこそ、多くの人に、世界に人々に私たちの「意志」を示すときです。
それが「日本国独立宣言書」だと思うのです。
森田さんがなすべき理想であり使命です。》
【6】TYさんの意見「国民は怒っている」(6月9日)
《国民コントロールは不可能だ。政府は小さくなるしかない(影響力)。
先日の投稿者が安部にヒゲをつけたらヒトラーだ、言っていましたが、そのとおりだと思います。
怪しいアニメについても新聞に載っていました。青年会議所の。
もう、題材は出揃ったと思います。あとは審判を待つだけです。
ちなみに、もう自民党は公明党がなければなにもできないそうですね。ただの弱小政党じゃないですか。利点が、思い浮かばない。》
【7】IMさんの意見「自衛隊が国民監視活動」(6月9日)
《もう、ここまできたかという感じです。森田さんがマスコミから干されているということは周知の事実ですが、マスコミ全体を電通が支配しバラエティは吉本が支配し、そして芸能人のみならず各界著名人に広がっているのが創価学会。あのタモリさんも画面によく登場する○○マサミ氏から執拗な勧誘をうけているとか。この事実を森田さんはどのように分析しておられるのでしょうか?
もはや時の政府を批判する健全な新聞もテレビもラジオもなくなりつつあるのでしょうか? そして国民は頭の中からっぽの「バカ」にされ再び戦争に行かされ死ぬのでしょうか? いつになったら自公政権の反国民的売国的、アメリカ奉仕、大企業奉仕政治の醜さに気づくのでしょうか?》
【8】藤田東吾(イーホームズ)さんからのメール「書評に勇気づけられました」(6月11日)
《初めまして、私はイーホームズの藤田東吾と申します。
6月1日に、拙著『月に響く笛 耐震偽装 完全版』の書評をHPに書いていただきありがとうございました。この本は、刊行以来、ほとんどのマスコミに無視されて、書評も出ない状況でした。講談社が出版を引き継いでくれ、私自身も新しい事業を始めたので、心境はようやく落ち着き明日に向かってがんばり始めた状況のなか、森田さんが書評を書いてくださったこと、深く感謝しています。
私は、耐震偽装事件を通じて、いろいろなことを知りました。5歳で、かつて海軍士官だった父親が死に、奔放に育った分、世の中のことを知らずに成長したのでしょう、この事件に遭遇して、当初は純粋に官僚の善意を信じていました。結果として、官僚が過去に行った構造計算プログラムの評価ミスという責任をかぶせられ、世間の目をごまかすために別件で逮捕され会社も失いましたが、こうした経緯は、今後の僕の生き方において何をするべきかを示唆するものだったと思えるようになりました。
子どもが成長するように、日本という国が正しく未来をつくっていくためには、正しさを追求しようとする国民の価値観が醸成されなければいけないはずです。多くの善良な国民はそれを持っています。多くの官僚も政治家も、若い志を抱いていた時には、国のためという大志を抱いていたはずです。現代は、多様なことが錯綜し、大志を維持するのは難しいのかもしれません。
私は、イーホームズが道半ばで倒れた弔いをけじめとするために、改めて事業にトライしがんばって成功させようと決意しました。そして、この成功を達成した後に、次の展望が大きく開けるとイメージしています。失ったものは大きいかもしれませんが、未来を展望するイメージを再び持ったことは生きる上でとても大切なことです。
ですから、そんな心境のときに、森田さんの書評に触れることができて、勇気づけられました。ありがとうございました。 藤田東吾》