2006.9.9(その3)
森田実の言わねばならぬ[334]

友人からの電話:「おそろしい話」

「人間は天使でも獣でもない。天使のように振る舞おうと努める人が、獣のように振る舞ってしまうのが、不幸なことに実情なのである」(パスカル)


 友人からの電話で知らされた「おそろしい話」を紹介する。真実でないことを願いつつ…。
《立花隆の「安倍晋三への宣戦布告」が載った『月刊現代』10月号が、あっという間に書店からなくなった。よく売れたというよりも、大量の買い占めが行われたのではないかとの噂が流れている。立花隆論文を国民に読ませないことを目的にした、何者かによる組織的な大量買い占めとしか考えられないという話である、という。
 もう一つある。小沢一郎著『小沢主義』も、あっという間に書店からなくなり、品切れとなった。9月1日発売なのに9月2日以後どこの書店に行っても品切れで買えない、という話だ。小沢一郎民主党代表への国民の関心は高まっており、よく売れるのは当然の話だが、それにしても、発売日翌日の9月2日にどの書店にもないというのは異常だ。買い占めの噂もある。
そんなことはないとは思うが、何者かによる組織的な大量買い占めだとすると、おそろしい話だ。調査してもらえまいか。》

 この電話をもらってからすぐに、近くの書店を回ってみたが、友人の話のとおり、『月刊現代』10月号と小沢一郎氏の著作『小沢主義』はどの書店でも「品切れ」とのことだった。
 よく売れたのなら、結構なことである。だが友人が心配するように、国民の目に触れさせないための、何者かによる組織的な「買い占め」なら、大変なことである。
 どなたか、正確な情報を教えていただけませんか。友人の誇大妄想にすぎないものであることを祈りつつ…。