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花束の作り方

花束にまとめることは簡単そうですが、実はコツがいります。 以下にご紹介する花束の作り方に共通している基本テクニックがありますので、 練習してみてください。


●花束を束ねる基本テクニック

まずは竹串などの花の茎に見立てられるもので練習しましょう。手が吊りそうになる かもしれませんが、がまんして。 束ねる際の正しい茎のあて方がきれいな花束を作るコツです。 まず、花を2本手に取り、茎の下方3分の1を軽く交差させて、片手で持ちます。 次の花を手に持っている2本の茎の間に、逆時計まわりに挿します。 交差する地点は、手の中ではなく、手から出たすぐ上のところにくるように。 こうしてすべての花を挿していくと、まるで茎の束をグイッと逆時計まわりにひねった ように全部の茎が斜めに挿さっていることがわかりますね。 そのまま紐等で縛って平らなところに置くと、花束が自分で立つはずです。 立ちましたか?立てばOK! さぁ、正しい束ね方ができるようになったら、以下のスタイルを参考にきれいな花束を 完成させてください。



雨だれフォーム

中心にしたい花を最初に手に持ち、それを一番高い位置として、徐々に花を加えていき ながら花の位置を下げていく。全体が雨だれ型になるように形を整えながら束ねていく。 最後に根元が葉で覆われるような感じになるように、数枚のグリーンを追加する。


スタンドフォーム

手の中で花を放射状に挿していく。花の根元に近いところできゅっと束ね合わせて、 花がぎっしりとまとまった感じにする。 束ねた位置から下の茎の部分は全部が同じ長さになるように保つこと。 その後、下の茎の部分を広げると、花束が自分で立つ。 スタンドフォームに束ねた花束は花瓶には挿さす、水を張った皿にそのまま乗せ、茎が わざと見えるようにして飾る。


スパイラルフォームで放射状に丸くまとめる

まず、1本の花をゆるく手で持ち、少量ずつの花を斜めに充てては追加していく。 ある程度のボリュームが出たら、グリーンでアクセントを付け、さらに花を追加して いく。花束の基本テクニックに沿って、手で持ったすぐ上で全部の花の茎が交差する ようにする。茎の交差地点が花の上の方に来過ぎると、花がきれいな放射線状に丸く 広がらないので注意する。


花束を長持ちさせる方法


1)もし、庭に咲いている花を切る場合は、朝に切る。夜に切った場合は、新鮮な水の 入ったバケツ等に入れてしばらく水を吸わせておくこと。 買ってきた花も、まずは家の中でゆったりと新鮮な水に挿して、環境変化に慣らし、 落ち着かせておくこと。 2)生ける前に茎をもう一度シャープな刃物で切る。 3)下に付いている余計な葉を落とす。バラはトゲも取る。木の枝の水揚げをよくする には、枝を斜切りにして、数センチ割る。 4)好みの形で花瓶に生け、水は毎日チェックする。


花の配色について


花束を作る際の基本の配色方法は以下の4つです。 あとは花の形や花の印象を加味して、人とはちょっと違った花束を飾りましょう。

2色の時は反対色を選ぶ

色環(色相の段階を環状にして示したもの)で反対になる色を 合わせてみる。 たとえばブルー&オレンジ、赤&緑、紫&黄色。

3色混ぜる

色環の上に正三角形を置いた時、3頂点に当たる色を合わせる。 たとえば黄&青&赤、または緑&紫&オレンジ。

色の似たものを合わせる

つまり「お隣さんとは色が合う」という原則に沿ったもので、色環で隣り合わせの色 同士はうまく調和する。 この場合は花の形の違うものを組み合わせることで変化を付けること。

白でアクセントを付ける

ちょっとしたアクセントカラーとして使うと、清潔感とメリハリが出る。



さらに色ごとの特色とバランスのいい組み合わせを以下に紹介しますので、以上を 踏まえた上で、ご自分の気持ちのいい配色を見つけ出してください。


●赤のコンビネーション

近い色で整える

真っ赤な花を中心にアレンジしようと思うと、なかなか他の色と合いにくいものだが、 色環の隣り合わせの色、深紅やクールなパープルとは合うので、緋色からパープルの間 の色と合わせるとよい。

青みがかったローズ色

これを合わせると、ケバケバしさや重苦しい感じを柔和させてくれ、全体が落ち着く。 ただし、ピンクはダメ。

色温度を統一する

赤のトーンが暖かい印象か冷たい印象のどちらかになるように注意する。

ダークな赤

ブラウン系の花を合わせると、わりと簡単に調和できる。 ダークな色合いを混ぜることで、真っ赤からすこし気持ちのいい赤に 見えるように調整できる。

白を加える

ほんの少し白を加えると、活気が出た印象になる。


●黄のコンビネーション

黄色は部屋に太陽を運んでくるといわれるほど明るいので、暗い部屋の角などに置くと いい。 黄色にもバニラ色からゴールドオレンジまで幅広い色のニュアンスがあるので、すべて まとめてアレンジしてもOK。他の色ともけんかすることがあまりないので、無難な ところか。みずみずしい緑と合わせると、若々しさが出る。 ローズ、バイオレットが少し入ると、メランコリーな表情が出せる。


●白のコンビネーション

白といってもグリーン系、クリーム系のたくさんのニュアンスがあり、花びらは白でも 花弁が黄色やピンクだったりするものも含めれば、多種にわたる。 白一色だと、近寄りがたい印象を与えるので、ニュアンスの違う白を加えると明るく 微笑ましい印象になる。紫やブルーの花を加えると、高貴な印象になる。


●青のコンビネーション

冷たい青系

この色を持つラベンダー、つりがねそう、デルフィニウムは静かな印象を与えるいい コンビネーションである。

グリーン、シルバーをプラス

青には緑がかったターコイズ、またはシルバー系が加わると躍動的になる。

深い青には少し明るさを

深く暗い青にはバイオレットを加えると、お互いにいいハーモニーが生まれる。 逆に明るい青、または真っ青だけで構成すると、重苦しい印象になるのでいくらか コントラストを付けるといい。

補色関係で補う

オレンジ系を少し加えると俄然生き生きした印象に変わる。





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