2003年8月

 あっというまに8月も半ば。半月の間に何年分かが濃縮されているかのような。夏だというのに、ぜんぜん夏っぽくないし、結局この分では今年も海には一回しかいけそうもない。と、いうか、一回いけたからおっけいかな。ギンカクラゲもひろったし。暑かったのはほんの数日、というのは一体なんなんだろう。とりあえず、シーパラはしょぼかったです。

 7月のおわりあたりから、たくさんのいろいろなことが怒濤のようにおしよせて、しんどい思いをしたり、がんばったり、あきらめたりしていたら、珠玉がひとつだけ残った。これは、結果オーライ、かな。あとは、自分がなんとかならんといかん…ということだな…

 台風の中、例年の名古屋大オフ。なんだか、いつものばか話とよっぱらいのうちに終了。しまった、聞きたかったことをchuさんに聞くのを忘れた…

 過去10年間、なおざりにしてきたことの清算には、それなりのエネルギーが必要。そのエネルギーはどこからくるか? というと、きっと、これからの10年から降ってくるのだと思う。10年と10年。

 日本アポトーシス研究会の準備をちみちみとすすめつつ、お盆休み。8月の残り半分は予定表の時点でうまっているのだけれど、たぶん、現実はさらにぎっしり、なのだろう。でも、なにがしかの実感はあるからいいや。

 V6コン、例年とちょっと異なるシチュエーションをためしたところ、いつもとはまったく異なる状況を目にしてとっても楽しかった。「楽しい」? うーん、おもしろい、というべきかな? 隣にいたのが珠玉、ですぜ。とかいってみる。ま、Take me Higherをやってくれたからいい、のか?

 V6コンはあと1日ある。その翌日の月曜は、大学の後輩の葬儀の手伝い。自分より若いのが亡くなる、というのは初めてのことで、ちょっとめげる。でも、そんなものか。来るものと去るもの、10年と10年。そんなものかもしれない。8月は、まだ長そうだ…

 そうだ、「ラビット病」を買ってこなきゃ。

 七月のローソンパスの景品にiPodの30G5名というのががあったので、だめもとで応募したら…なんとあたっちまいました。こんなことあるんだなあ。いままでの20Gは娘1のものとなったとさ。ま、こんなことも、ある、ということで。

 書きたいこと、書かなければならないことがたくさんある。伝えたいこと、伝えなければならないことで頭がはちきれてしまいそうな、そんな勢い。20年という時間はなにかを放置しておくのにはちと長い。それをとりもどす作業は、一種の脱構築、再構築であって、魂の深いところに痛みをともなったりする。

 Vコン、案の定、でした。ま、いいや、こんなもんかねぇ。「趣味」についてはさらに書かねばならないことが今はあるので、もっと緊張をともなう「交換メール」をきっとかかなければなならないだろうな、と思う。その時、彼等の態度はどうなるのかしらん。キーワードはパッションと魂、だな。

 20年。その当時一番好きだったアルバムは、その後の時間の中には居場所がないような気がして、あえて今日までかいなおさずにきたけれど、今月の時間の流れの早さ、濃さの前、とうとう購入。涙なくしては聞けないけれど、ようやく、というかやっと、ここから外に出ることができる、そんな気がする…

 総じて、変な、そして、大変な、そのうえ、一生の中で一番大切な8月、だったような。

 そう、こんなこともある、のだ。きっと。