2003年7月
ロンボルグ本購入、読了。邦題がちょっとアレだけれど内容はまとも。丁寧に説明していく展開と、大量のリファレンスはこの手の本の良心ですな。プロ市民の方々にとっては悪魔本のような感じか。ただ、ひとつだけ難をいえば訳の文体が異様にくだけすぎている、という点。それが悪い、という以前に、そのせいで異様に読みにくくなっている。訳者が山形氏だから、仕方がないのかもしれないけれど、この点だけは残念。ただ、さすがにこの厚さを原著で読むのはめんどうなので訳がでること自体は歓迎です。
我が家から一番近い映画館にフルスロットルを見に行く。近いのはいいけれど客層とか雰囲気が最悪なのでたぶんもういかないでしょう。近くに潜水艦がみえたりするのはかっこいいんだけどなぁ。
浪漫堂のスタートレックシリーズ開始。これ…プレイメイツのDS9と近いスケールになっている。1/7000ってそういうサイズなのか。統一スケールの良さ、というのがよくわかる。シリーズ、つづくとよいなあ。ダーク版のかっこよさもなかなか。
品川にてCR。いやあ、よくできているじゃないですか。シリーズ化してもいいんでないかい? 重力どーなってんの、とかはいわないとして、政府のやった隠ぺい工作がちょっとわかりにくいのも、まあいいとして、CR船のモデルでないかなあ。
おかしかった話題、といえば週刊文春。裁判に「まけた」ことをああいうふうに報道する、というのはすごいねぇ。「セクハラは事実認定」とかいうけれど、「被害を受けた少年達の証言が一貫していて信頼に足る」という表現ってハラスメント被害の実情というものを知らない人間の発言。あまりにも首尾一貫しているイコール裏で口裏をあわせている、ということも考えないと、ということが最高裁でのやりとりになるのでしょう。ようするに「裁判に負けた文春が、最高裁でもっと負けるかどうか」が焦点ということ。ま、どっちみち「負け」にかわりはないんだろうねぇ。