2003年5月

 連休があけて、五月。この休みは近場に泊りがけというのをやって多少なりともリフレッシュできたかな、という感じである。おみやげ屋でアルマジロの剥製やイッカクの角、というか歯がならんでいるのを見たときは感動。あとは例によってカメラもって磯をはいずりまわったりして。



 で、でかける前に手にいれて、その日のうちに組んでしまったのがバンダイの1701。これ、やふーでは「あいがわるい」とか「たみやならよかったのに」という意見をみかけたけれど、決してパーツのあいは悪くないです。つーか、タミヤじゃここまでのものはつくれないような気もする。ただ、くみこむリード線をきっちりとしておかないといけなくて、これをいいかげんにやっているとしまらなくなりますな。雑につくってはいけません、という見本でしょう。成形色が黒で、外面はすべて塗装によってつくられていたり、主要なパーツはアンダーゲートになっていたり、ここまでやられちゃうと手をいれるところも限られてしまいますって。たしかに麦球をLEDにかえる、というのは魅力的だけれど。この感じでE型STX版がでる、というのは嬉しいことです。願わくばちゃんとシリーズとして成立できるくらいに売れますように。

 イントレピッド級(もちろん、ヴァルカンのじゃなくて)とか、クリンゴンバードオブプレイとか、ボーグスフィア(これは微妙か)とか、いろいろ展開してほしいものです。

 だって、TMPの後半で第一船体からカーク達が外へ出たときのハッチまでモールドされているんだもん。この質でいくといろいろ楽しみにするなというほうが無理っちゅうもんでしょ。

 Yahooのニュースであほな記事を発見。「ダイオキシンは心配無用? 「新説本」に市民団体反発」というタイトルなんだけれど… これ、なんなんだ? ここでいわれている「新説本」とは日本評論社の「ダイオキシン 神話の終焉」なんだけれど、これ、別にとりたてて「新説」がかかれているわけではない。ただ、ダイオキシンについて「ちゃんと調べた」結果がかかれているのであって、ちゃんとした人なら常識にすぎないような事が大半です。まあ、いうならば「コワイゾコワイゾ」と煽ることで市民の財布の中身を抜きさるような手合いの本とはちょっと毛色が違う、というところか。でもねぇ、「ダイオキシン問題に取り組んできた市民団体は「無責任だ」と猛反発」ってのも頭悪すぎ。無責任っていうのはなんだろうかねえ。こういう「市民団体」に「責任」という言葉の意味がわかるか、という根本的な問題はおいておいたとしても、これ、市民団体にとっての「ダイオキシン」というのが某集団にとっての「スカラー波」ぐらいのものだった、という現実がみえただけのとこと、なのかもしれない。市民団体というのは「こわいもの」とか「キギョーとかオカミをなぐる棍棒」に対してはなにも考えずに無批判にしなだれかかるくせに、その内容についての吟味はしない上、自分たちがしている「イイコト」が否定されそうになるとヒステリックな言動にはしる、ということだけれど、なんだ、これ自体は新しくもなんともないな。馬鹿の生き様といえば一言ですんじゃう。これもまた、浜の真砂がつきるとも、という例のはなしのひとつ、ね。それに「市民団体」の背後にはもしかするとダイオキシン本でユーメーなアノセンセェとかあのセンセェーとかがいるかもしれない、し、ねぇ(grin)。