2003年10月

 10月。試験期間がおわっても、学生たちの気配が妙なのはあいかわらず。一体、今年はなんなんだろう。けったいな感じだ。

 DV3は結局修理にだしたのだけれど、20日たってもまだもどってこない。ほんのちょっとの間しかもちあるかなかったのに、この喪失感はなんだろう。はやく直してよ、キヤノンさん。

 発表された5502Kのデザインも微妙… なんか、でかいしソニーくさくて。スペックは魅力的だし、5302CAさわるたびに、5305Kのカメラのしょんぼりさがきわだつので機種変したいんだけれど、これはどうかなあ。春にでるEV-DOまで待とうかねぇ。

 iMacにVirtual-PCをいれる。まあ、とろいけれど使える、かな。Pantherにしたらもうちょっとレスポンスよくなるんだろうか。

 学会と大学祭がちかづいてくるため、じわじわとドタバタ感がましてくる。例年にくらべると学生たちをみていてもさほど楽しくないのは、彼等は公私にわたって余裕がないということと、余裕のなさが駄目な方面ににじみでることがある、ということからかもしれない。もともと余裕のなさは(とくに歯学部の)学生の身上ではあるけれど、今年はとくにひどいような。家が歯科医であることも、家が歯科医でないことも、どちらもネガティブにしかはたらかないのであれば、彼等の将来はどっちにあるんだ? どちらにせよ、まもるべきものは明白なのでいいんだけれどさ。

 何年か前に買って愛用していた靴がとうとうやぶけてきたので買い替え。同じものは入荷しないというのでショートブーツ型になりました。前のよりもちょっと重いみたいなので運動量も微妙にアップ、か。ショートブーツというと、いよいよ、Itの卵をふみつぶせるわけだ。だんだん身の周りのものを更新中。あとはかばんとめがねあたりかな…

 四年間。飼っていたツメガエルの最後のいっぴきが亡くなってしまった。大半は昨年、引越し後のどたばたのうちに死んでいったんだけれど、これで全部。結局、近くのペット屋でみつけたアカハライモリを二匹買ってきて、なにがしかは両生類のいる生活が続いている。

 学生実習に関連した質問を某MLでだしたところ、知っている人から返事あり。都立大関連のつながりというのは、この手の分野では結構すごいのかもしれない。お元気でしたか? って感じ。その都立大もどうなっちゃうかわからないんだけれどねえ。

 うーん、へんだとは思っていたけれど、部活動の学生たちがへん。オリンピックじゃないんだから、と、いうかさ、あのていどで「キレタ」ことにできちゃうというのがオシアワセというか、昔のパソ通で「よく見たたぐい」というかさぁ…昔見たたぐいの手合いと同等であるならば、あれはきっと後輩たち相手に「センセェにがつんといってやった」とかいって鼻高々していたのに違いないわけで…それでいいんですか、あなたたちは、ってところか。噂ながしたり、それにのっかったりして楽しめる手合いの先行きって…おきまりだとおもうんだけどね。ま、いいや、つまらんはなしだから。ふぅ。おいらも人を見る目がなかったってぇことやねぇ…(ため息+反省)

 彼はだめですな…  無自覚な言動から誠意と誠実さが消失してしまった(ソンケーしているセンパイといっしょじゃん)。本人がどんなにかっこつけてみたところで(ぼくはこれでいいんです…)、だめなものはだめだ。君がだめになったのは。8月6日からではなく、それ以前、君に恋人ができた時からなのだ、ということだけは、忘れるんじゃないよ。だから、僕はともかく、彼女に恨みをいだくのは了見違いもはなはだしい。まあ、僕も勉強になったさ。bye

 「秋空マンゴー」初日。前半見逃したけれど(父母会…)、大変に堪能いたしました。頭から見なきゃ。んぱ様、自分の分も欲しいし… カリバカを教えてくれてありがとう。七月も一緒にいこうね。

 と、どたばたのあげくに学会がはじまる。今回はパワーポイントなので楽とはいえ、準備がおわったのが学会の二日前。いくらなんでも、という感じだけれど、発表内容は蓄積によってこなれてきているし、なんとかなるでしょ。会場が後楽園、というのもなんというか、近いんだか遠いんだか。

 七番んぱ様げっと。なんか、スタッフに顔を覚えられていたし… とりあえず、千秋楽にまたいきますんでよろしく、と。

 実は、これは帰りの電車の中で書いていたりする。さて、うーん、こういうのは何度目だろうね。なんというか、うまくいえないけれど、僕がやらなきゃいけないなにかがまだあるような気がする、といったら怒るかい? それがなにかはまだわからないけれど、その「後」の世界に対して僕がなにがしかの恐怖を抱いている、ということも(前にも言ったよね)。現状よりも、過程よりも、その「後」に。たぶん、僕の覚悟の問題なのだろうけれど。

 ほんの少しだけ、不安になる。

 「聖なる侵入」を読み直して泣く。おもえば、これを読み直すのもずいぶん久しぶりかもしれない。PKDとは、何者だったのだろう。ねえ、双子って時間と世代を越えるのだろうか…

 10月もこれで最後。彼の醜いようすなんざみていると、まだまだ面倒なことはたくさんおこりそうで鬱陶しい…陰でへんな噂が流れていたりするんだろうなあ、と彼の表情をみていると思うのだけど、考えるだけでめんどう。やれやれ。僕は、夏前まではどうやって大学の時間をすごしていたのだったっけか…