2002年12月

 FIVA101の設定で悪戦苦闘。とりあえず、BIOSやドライバを新しくしたり、いらないものを捨てたり。こういう時にPCMCIAから起動できるのは感動。FDDいらないじゃん。ファイルのやりとりにはどうせUSBメモリを使うしね。ネットは、自宅ではAirMacにつなぐ801.11b。外では、ASTELのカード型PHS、と思っていたのだけれど、カードはバッテリくいそうだからUSBケーブルをアステルショップで借りてきました。無償レンタルです。中身はIOデータのみたい。バッテリは、死んでいる標準のかわりにヨドバシでデカバを注文。一週間で到着。デカバはでっぱった部分が持ち手にもなるので具合いいです。動作をとろくしとくと5時間動くのは、まる。けっこう便利に使っています。ちょっとした物かきにはちょうどいいし、出張の時にもいままでのザウルスよりも便利。これでモニタ出力とFireWireが本体にあればなあ。

 ちょっとつかいにくいのはスタンバイだと電池をくうためにハイバネすること。時間がかかるのでテンポが狂っちゃう。キーボードはちょっと狭いかもしれない。Enterと「む」がちかすぎたり、右のシフトが押しにくかったり、という点がある。両手でタッチタイプする機械でない、ということなのかな。まぁ、これはなれでしょうけど。

 これを相棒に買ったときの選択の決め手はサイズと液晶画面、そしてタッチパッドの感覚だった。それはやはり長所だと思う。200番代のFIVAにはあまり魅力を感じなかったのもそのあたりのことだったような。

 このサイズのMacがあればいいのになあ、とはおもうけれど、とりあえずはこれをしばらく使ってみませう。

 子供の高校受験でとぉっても楽しい思いをしています。いや、千葉の中学がへんだった(例の「校則はないが常識はある」学校)から最初は喜んでいたのだけれども、今度の学校も担任がおかしい。転校してきたために地元の事情がわからないから高校の資料が欲しい、といっても何ヶ月も「手元にない」の一点張りでごまかしてきた時点でへんだな、とは思ったんだけれどねぇ。絶対評価とかいいながら、100点満点で90点以上の科目が3だというのも奇天烈だった。あげくのはてが三者面談。まず、公立は内申がたりないからランクをおとせ、と。さらに私立専願も内申たりない上に一年二年の時の欠席が多いから無理(三年の欠席はゼロ)とかのたまう。でも、高校に問い合わせて見ると内申点は専願の条件をちゃんとクリアしている(!!)し、欠席日数も三年の時のだけが対象となる、というではないですか。なに、担任はなにを言っていたんだ? 子供がそのあとも担任に確認したけれど、それでも「無理だね」しかいわなかった。なんかおかしいぞ、こいつ、と思っていたら、更に次の日には突然いうことががらりとかわって「推薦を希望すれば」だと。こうころころという事がかわるようでは何も信用できないじゃないか。(このあたりのことをこの担任、校長にきかれて「併願は、といわれたから内申が足りないといった」と嘘ついてごまかそうとしたらしい。さらに、その嘘がばれると「たくさん生徒がいるから混乱して間違ってしまった」とへんな言い訳をして謝罪したりする… 特別に日曜にうちだけ、という三者面談をくんでいるのに他の生徒とまちがえるはずがないじゃん)

 さらに確認してみたらば、先方の高校はきちんと中学の入試担当者に条件の指定をだしている上、担当者もそれを了解していたことが判明。つまるところ担任の暴走ということらしい。この担任、三者面談で進路希望の書類は金曜日にだすように、とのたまっておきながら木曜にいきなり「あれは今日までなんだ。いまだしてくれないと困る」といいだしたりする、ちょっとおつむがあやしいお方なので、第一希望で志望校をかいたからといってまだまだ予断をゆるさない状況。書類なくした、とか、忘れた、とかありそうで嫌だ。あ、そうそう、当然のようにこの人も例の世代です。やれやれ。

 要点はとりえず次の二点だろう。ひとつは、今年から絶対評価にかわったはずの神奈川県があからさまな相対評価をしているのはどいうことか、ということ。実際、三者面談でこれだけの点を取っているのにどうして3なんだ、聞いた時、担任はにやにやしがら「他の子供もがんばっていますから」とこたえたのだから、担任自らが「うちでは相対評価をしています」と宣言しようなものだ。そのせいで、公立をあきらめざるをえなくなったとしたら、その責任はどうとるのだろう。この点については市の教育委員会も「その説明は変ですから、きちんと成績の根拠を問いただした方がいい」といわれたので、そのうちやろうと思っています。N里センセェ、まっててね(smile)。

 もうひとつは、高校側が受験可能としているラインに達している生徒に対して担任の独断で、しかも、嘘をついてまでしてその高校を志願させまいとする行為が教師として、また、一人の人間として問題ではないか、ということ。話をきいていくと、どうもうちの子供だけでなくほかにも同様に受けたい私立を受けさせてもらえずに泣く泣く志望校のレベルを下げた子供がけっこういる。しかし、入試担当の教員は正しくラインを認識しているのだから、担任が勝手にやっていることになる。ようするに、志望書類をだした場合は先方の高校も含めたはなしあいになるけれど、志望書類に何を書くか、あるいは書かないか、は担任の影響力の下にある、とういうことだ。やれやれ。

 で、市の教育委員会に電話してから中学の校長にも電話。とにかく、希望している私立高校を受けられるようにするのが先決なので、事情を説明してから事態の確認を頼んだ。少ししてから校長から電話がかかってきて状況を調べたこと、志望する私立専願でいくことを確認。まだ担任の言動におかしなところがちょっと残っているけれどそれは些細なことだし、とにかく行きたい高校を受けられるのであれば、と、これで一段落しました。そのあと、家にいた子供のところにも校長から同様の電話(心配しなくていいですよ)、と担任から謝罪の電話がきた、というのでまあ、とりあえずはよしとしましょう。卒業前にあまりいざこざおこすのも子供がかわいそうだしね。でも、校長先生の対応は的確でしかも迅速だった。それが救いだったとはいえるかもいれない。

 21日になりました。学内のローカル学会でしゃべったあと、いろいろと買い物。いやあ、GガンのDVDボックスがとってもシアワセです。コスモス2のDVDと、伝説のビデオも入手。すばらしい。

 あと、先日にクリスマスとして子供に東芝のSoraを買ったんだけれど、みていたらちっちゃいのがほしくなってしまいました。で、ムービーには音声が欲しいので、ExilimのM2を買ってしまいました。使い勝手とかは、いずれまた報告しますです。

 今年最後の映画として、マイノリティリポートを見る。ディックなればこそ、絶対見なくてはと思う反面、A.I.の記憶からスピルバーグ監督作品という点に一抹の不安もあったのだけれども、杞憂。正当派のもりだくさん娯楽映画でした。よくもまあ、あの短い原作からこれだけものを。笑うところでくすりともしない日本人観客にかこまれていたのがちょっと残念、かな。スパイダーがかわいい。でも、展開がなんとなくモンスターズ・インクっぽいと感じたのはどうしてだろう。と、いうかトム君は年上の仲間に裏切られすぎだってば。今年みた映画のしめとしては充分でした。

 子供にすすめられてTVKのサクサクを毎朝見るようになってしばらくたつけれど、なにこれ、もしかして現在進行形で大ブレイク中なんだろうか。雑誌や新聞、いろいろなメディアに最近になって増田ジゴロウ大露出中。どーなってんだ? ま、とりあえず、ぬいぐるみとキーホルダーをさがさなくては。どうせなら等身大のぬいぐるみとか、だしてもらえませんか?

 とかやっている間に年の瀬もおしてきてしまって、今年もあと数日しかないのにまだ年賀状かいてないよぉ、という例年の状況になりつつあります。年内にもうひとつ忘年会をこなしたら、三が日くらいは家でのんびりの予定だけれど、すぐにまたいそがしくなっちゃう。模型いじる時間が捻出出来ないのは余裕がないせいだ、と反省しつつ、みなさま、よいお年をおむかえください。