1999年8月

V6とComingCenturyのコンサート

 某「おとなり」のページとシンクロする話題だけれど、8月末に横浜アリーナで行われたV6とComingCenturyのコンサートに行ってきた。そもそも、コンサートなんていうもの自体、クラシックとロック、ニューミュージック系のしかいったことないのでいわゆるアイドルのがどんなのか、ということ自体からして興味、だったわけだけれど。
 新横浜からすでに大量の女性客の山(笑)。そして、たくさんのダフ屋と、海賊グッズ屋と。12000人収容とかいうこのアリーナの建物の中って、男女比がすごく偏っているぞ。男子トイレに入って、自分しか男がいないという経験もはじめてだったし。

 さて、一日目、V6のコンサートはアリーナ席で、双眼鏡があると楽、という場所。子供をつれて現地で相棒と待ち合わせる。ステージの全景はみえるけれど、詳細は肉眼ではちょいと辛い。それでも外周で近くに来たときは顔も見えるようになっていて、そのあたりはよくできている。しょっぱなで長野氏が正面に登場したときはやっぱり感動してしまった。ティガの時よりも体つきがスマートになっているのではないだろうか。映画もじきにクランクインだしね。(映画には他のメンバーもゲスト出演しないのかなあ。するといいなあ) MCは案の定、井ノ原主体(翌日、その重要さを痛感させられてしまふ)。それにしても、彼、今回の髪型ではユースケサンタマリアにさらに似てきたんではないかい? 2時間のコンサートは、ほとんどあっという間に終わってしまう。ただ、メンバーが六人もいると、観客にそれぞれを均等に見せよう、という努力が裏目に出て、全体に散漫さがでてしまう。これ、ビデオでも感じたことだったのだけれど、せっかくのもりあがりがこれではちょっと残念。CATSのように、ビデオ撮りを前提にした構成のものもつくってみてはいかがでしょう。周囲の「ファン」がMCの時も騒いでいたり、前でふりまわされるうちわが邪魔だったり、このあたりがコンサートに「つきもの」なのかな。Take Me Higherをやってくれなかったことが心残りだったけど、あれはコンサートに組むのはむずかしい曲かもしれない。20thが元気なのに対して、三宅、森田の二名がなんか元気なかったような。明日は大丈夫かな。

 二日目はカミセン。またしても相棒とは現地での待ち合わせである。今日は、昨日とはうってかわってセンターブロックの最前列。いわゆる「かぶりつき」である。前にはすぐにステージだから「うちわ」に邪魔されることもない。カミセンともJr.とも視線があう(笑)。森田君は昨日にまして元気がない。身体こわしているのか、あるいは、なにやらふてくされているのか。MCは、昨日と同じ話題。それはいいんだけれど、岡田君ががんばっているわりには進行が悪いぞ。ラジオって、MCの勉強にはならないんだろうね。観客の手応えがないわけだし。どこかでちゃんと修練しないといけないかもねえ。秋からフジテレビ系ではじまるバラエティがそのチャンスになるのかもしれない。

 それにしても二日を通しての感想は「楽しい」、これにつきる。こりゃ、相棒ともども、次の11月のにもぜひいきたいものだ。実物達は、テレビで見るよりもずっとスマートでかっこいい。Jr.もかわいい。ただねえ、まわりのあの「ノリ」にのみこまれそうになるところだけが、こっちの精神力勝負といったところかな。あと、子供を連れていないと僕自身がダフ屋と間違われそうなのもアレかも(僕の普段の格好を知っているヒトならわかる)。

 コンサートの後は、職場に戻る相棒と分かれてから、ラーメン博物館で食事して帰る、というパターン。ちなみに初日はこむらさき、二日目は一風堂でした。

1999.08.27