AJ-32は随分長期間使ったという感じがする。とうとう、今年の夏ごろにはパネルの塗装がはげてプラスチックの地がむきだしになつてしまったくらいだ。基本的な機能には不満ないのだけれど、iModeなんかを横目でみているとそこはかとないくやしさがあったのもたしか。
で、ようやく、次のステップにきましたね、Astelも。Mozioの時には、こんな独自路線でどうなるんだろうと思ったのだけれど、あの時でもインターネットメイルとのつながりはできはじめていたのであって、すべてはこのための準備だったのだろうか。ドットアイ、AJ-51に機種変更をしました発売日近くでは白ROM機の供給が異様に少なかったらしくて、機種変更できなかったのだけれど、クリスマスをすぎたら在庫もでてきたらしい。新規顧客開拓のためのやり方なのだろうね。
ドットアイとは、POP、HTMLのクライエントとしての機能を内蔵したPHSのサービス、と考えればいいみたい。以前、Astel自体がプロバイダとなって端末にPHSがつかれば、みたいなことを書いたけれど、それがようやく実現したわけだ。メイル、webともにサイズ的な制限はあるけれど、携帯端末で見たい情報というものの種類を考えるととりあえずは十分、だろう。
AJ-51は、雰囲気としてはではじめの頃のiMode端末みたい。そっくりです。とりあえず、携帯メイル、簡易webがつかえる、ということで、個人的に一番ありがたいのは、たとえばJordanの乗り換え案内、終電案内がPHSだけでみられること。ただ、MOZIOのダイレクトメイルと互換性がないので、必然的に家族のPHSもこれに変更する必要あり。
あと、AJ-32ではなくなっていた電卓機能が復活していたり、アンテナサーチの機能が追加されていたり、と、着実な進歩がうれしい。
つかってみて、なにか気がついたことがあったらまた追加するけれど、ドットアイのサービス自体がまだ整いきっていないので時間が必要みたい。着メロサーバーもまだたちあがっていないものね。
それにしても、X1を除いて五台目になるんだなあ。
追加
思った以上に便利に使っている。メイル機能も、「つながりが密になる感じ」を痛感させてくれている。これは、e-mailを使いはじめたろの気配と近い。なにやら、「すごい」ものを感じるわけだ。Astelのメイルも、DTIのメイルもこれ一台で読み書きできる。しかも、両方を一度に確認したりもできる。大きなメイルは自動的にwebに転送されるので心配ない。ザウルスの意味がまた薄れてきたなあ。ひとつだけ不満をいうならば、いまところ感じているのは「遅い」ということ。メイルの確認や受信がのろいのだ。あと、webページのスクロールとかも遅い。これって、メモリをもっとつんで、CPUやソフトを更新していくことで対策されるんだろうな。カラー化とか、JAVA対応とかが出てくるのは時間の問題だろうしねえ。
2000.12.27,2001.01.09