NONSENSE/DAILY
2013年1月26日(土)
『ストロベリーナイト』
昨年の『ロボジー』同様、今年も邦画から始まる映画鑑賞♪。
「ストロベリーナイト」シリーズ?は、最初に連続ドラマを見て、同名小説が原作のスペシャルドラマの再放送を見て、会社の先輩から同名小説を借りて読むという真逆の順番を辿ったんですが、劇場版を観るに至ったのも連続ドラマを気に入っていたからです。…まぁ、タイトルバックのイチゴの種の部分に人の眼球を配したデザインは気味悪すぎて毎度目を逸らしていましたが(爆)。

ストーリー:警視庁捜査一課の刑事として活躍する玲子(竹内結子)が率いる姫川班は、管轄内で起きた4人の殺人事件を担当することになる。警察が合同特別捜査本部を設けて捜査に臨む中、犯人を名指しした匿名情報が寄せられるが、上層部からはすべてを黙殺しろとの命令が下る。玲子は単独で捜査を続け、その過程でマキタ(大沢たかお)と出会う。(シネマトゥデイ

邦画でありながらグイグイ引き込まれる面白い作品でした。全体的にストーリーを振り返れば然程斬新という訳でもなく、寧ろ事件の全容が明らかになった時は一寸ガッカリしたくらいですが(苦笑)、俳優陣の名演振りもあって上質なサスペンスドラマに仕上がっていました。殆どの登場人物が携帯を使っていたのに、今泉係長(高嶋政宏)だけスマートフォンだったのは今泉のキャラクターでしょか(笑)。

本作の原作は誉田哲也の「インビジブルレイン」という事は知っていたんですが、連続ドラマの最終回でガンテツ(武田鉄矢)が姫川班の葉山(小出恵介)を取り込もうとする複線が敷かれていたので、劇場版で回収されるのか?と思っていたんですが…何もなかったですね(爆)。後、劇場予告で姫川があたかも菊田(西島秀俊)に「一緒に出頭して!」と言っている様に見えたので、菊田が何をやらかすんだろうとドキドキしていたんですが…予告編のフェイクでした(爆)。

そうそう、「NO MORE 映画泥棒!」のキャンペーンCMが新しくなったいたんですが、もう悪乗りし過ぎ(笑)。啓蒙効果を考えるなら多少古臭くても一番最初のバージョンに戻すべきだと思います。
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