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2008年4月5日(土)
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
先月、先々月と書出しは映画の感想なので、今月も映画の感想から(・∀・)。
最近はいまいち個人的に引きの強い作品がないので鑑賞作品選びも難航するんですが、本作は佐々木蔵之介さん演じる駐在さんに面白そうな匂いを感じたのと、某映画ポータルサイトで好意的な感想が多くみられたので観てみる事にしました。
1970年代夏、栃木の田舎町に住む高校生7人組み(市原隼人、他)と駐在さん(佐々木蔵之介)のとのいたずら戦争が続いた最中、バイク事故で入院していた7人組のひとり西条(石田卓也)は同じ病院に入院していた少女・ミカ(成嶋こと里)とある約束を交わす…。
「時効警察」の演出・脚本を担当した塚本連平氏の監督作品ということで笑える作品を期待していたんですが…なんとなく中途半端な印象でした。実話(ブログ)を元にした田舎の高校生の微笑ましいイタズラと、不良高校生と少女の心温まるエピソードって感じですが、良くも悪くも「時効警察」的なその場限りの面白だけに頼った内容でストーリーに厚みが無い。笑える作品とか言いながら実は『ぼくらの七日間戦争』ぐらいのメッセージ性も期待していたんでが。
因みに作品のタイトルは「〜700日戦争」となってますが内容としてはほんの序盤のエピソードって事らしいです(流石に続編はないでしょ)。700日戦争と聞いて「どんな風に2年間が描かれるのだろう」と期待していた点も、もの足りないと感じた一因かもしれません。佐々木蔵之介さんは面白かったんだけどなぁ(つд`)。
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