NONSENSE/DAILY
2007年9月8日(金)
『HERO』
毎度のレイトショーで観てきました。
2001年にフジテレビ系列で放送された、木村拓哉さん演じる型破りな検事・久利生公平を描いたドラマ「HERO」の劇場版です。個人的には劇場作品として期待していた訳ではなく、ドラマの方が好きで欠かさず見ていたので、続編・新作があるなら見たい!それが劇場版だったという感じでした。

東京地検に戻った久利生(木村拓哉)は容疑者の自供により有罪で立件された傷害致死事件を担当する事になるが、容疑者は初公判で無罪を主張、容疑者の弁護人となった凄腕のヤメ検弁護士・蒲生(松本幸四郎)と対決する事になる。しかし傷害致死事件の裏には、政治家・花岡練三郎(森田一義)が糸を引く別に事件が絡んでいた…。

劇場のスクリーンでドラマを観た感じと言えばいいのか、全編を通して劇場版ならではのスケール感や緻密な描写に乏しく、良くも悪くもドラマの延長線上の作品といった感じでした。前述の様にドラマの続編を期待して観に行く分には十分に楽しめましたが、純粋に検事vs弁護士の戦いを描いた法廷作品として見るにはストーリーが単純過ぎて面白みに欠けます。劇場作品クオリティーで演じられていた中井貴一さんが不憫で仕方ありません(爆)。

それにしても、いくら話題性の為とはいえ花岡代議士役にタモリさんは無いですよ。しかも代議士がサングラスって。まぁ、黒い眼帯じゃなかっただけましですか(笑)。
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