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2003年8月14日(木)
超変態作
「(´д⊂)シクシク」
「どうしたんだい?黒デレラ?」
「あ、V-メイ婆さん♪」
「あんた、元ネタが解り辛いよ(汗)。それはそうと、どうして泣くんだい?」
「今週末の有明の舞踏会に来て行くドレスがないの。」
「おや?OZを履いた立派な銀のドレスがあるじゃないかい。」
「駄目、ロゴの消えたOZ見て友達が"ホイールキャップみたい"って笑ったのよ。それにフォ
グは片方割れてるし、傷だらけだし、とても着て逝けないは。」
「馬鹿!(バシッ)」
「はうぅ(´ロ⊂)」
「世の中にはね、逝きたくても"有明なんて遠くて逝けるかぁ(ノ`д´)ノゴラァ"って使途
もいるのよ。その点貴方は運良く舞踏会前に関東に飛ばされた事を感謝しなさい!」
「なによ、根性があれば九州から茂木だって逝けるのよ!遠いなんて言い訳よぉ!」
「馬鹿!馬鹿!(バシッ、ドカッ)」
「あうぅ(o>_<)oドテッ」
「茂木まで逝くのは貴方が異常なのよ。それより銀のドレスで我慢するの?」
「ドレスは我慢するは。でもね、舞踏会に参加する為の電話帖もないの。」
「電話帖?…大丈夫。あれは無くても入れるは。」
「本当?魔法使いのおば様。」
「6年前初めて舞踏会に逝った時、入場券代わりって知らずに手ぶらで入ったもの。」
「6年前って…。電話帖なしじゃ会場で遭難しませんでした?」
「舞踏会の雰囲気を味わいに逝っただけだからね。それほど困らなかったよ。それはそうと、
6年前の夏以降、帰省と重なったり、Uターン就職したりで逝ってないから、入り口チェッ
クが厳しくなってたら知らないよ。」
「そんな無責任なぁ。お願い、魔法で電話帖をだして。」
「そりゃ無理だね。電話帳は濃い結界が張られてて私には手が出だせないのよ。」
「おば様の役立たず!」
「言うに事欠いてこの娘は!!」
「きゃー!!!」
fine♪
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