この発表は、予め事前に藤先生・足立先生と相談して、「病院歯科における歯科麻酔科医の意義」を各々の立場からpresentationしよう、という意図の下に行われました。座長(日大歯麻、見崎徹助教授)もこの意図をご理解下さり、質疑応答は3人の演者がそれぞれ発表した後に、まとめて行われました。(質疑応答の様子(1)、(2)質問をいただいているのは阪大歯麻、松浦教授)
Q:病院歯科で歯科麻酔科医がpostを得るためにはどのようなことが要求されるか?
A:歯科麻酔科的な能力はもちろん、障害者・有病者の過酷な口腔環境に耐えうる迅速かつ正確な歯科治療技術は不可欠です。口腔外科的な治療技術も要求されます(足立)
Q:そのような治療技術の研修はどのようにして体得するのが望ましいか
A:自分の経験では、大学歯科麻酔科にいたときの程度の意識、技術では実社会では全く使いものにならなかった。外に出て、それなりの覚悟をして初めて身に付くものであると思う(望月)。
Q:そのようなことは大学にいる間のアルバイトではダメか
A:ダメです。真剣さがけた違いです(望月)
...とまあ、言いたいことを言ってスッキリしたセッションでした。