-NUM- -R.DATE- -R.TIME- -SENDER-   -R.NUM-  CONTENTS- 00146 95/02/06 15:50:25 TA710012 Re00145 アスピリン喘息への鎮痛剤投与 望月先生、初めまして。 ごく最近までアスピリン喘息の患者さんにもアセトアミノフェンや塩酸チアラミドが処方 されてたようですが、現在の添付文書では「投与しないこと」となっていますね。  現場ではこのあたりの薬まで使えないとなると、もう処方できる薬はないのではないか と思います。正直なところ見落としている薬があることを祈りたいくらいです。たとえ現 時点で添付文書にそのような記載がなくても早々に改訂されることになると思います。 最近、呼吸器内科の先生方のお話を聞く機会がありまして、アスピリン喘息であっても解熱・鎮痛・消炎剤全てがダメとは限らず、患者さん個々では使用可能な場合があるというお話も伺っています。 ただ、歯科で鎮痛剤を処方するためにパッチテストなどで安全を確認することは難しい ですよね。 実際には「慎重に投与すること」で事足りるはずなのですが、そのような記載では注意 してもらえない場合が多いために「禁忌」にされてしまったのではないかと考えています                    MASA