総論賛成、各論反対。
これは、全体の考え方には賛成するけれどもそれを実現するための個別の具体案には反対する、といった様を表す言葉です。
政治などで構造改革をしようとするときに、周囲から起きてくる反応などを指したりするときによく使われます。ムダな人や時間、お金がかかる既存のシステムをスリム化し、効率的なシステムを構築しようとするその考えには大いに賛成するが、自分の利益になる部分だけは色々と理由付けしてスリム化に反対する、という様を指していう言葉ですね。これにより、全体の作業が遅々として進まないといった状況に追い込まれることもよくあります。
総論賛成、各論反対。
やっぱり、既得の利益を失うということに対しては、かなり抵抗が大きいですよね。
よく分かります。
僕も、手持ちのDVDを売ってスリム化したいと思いつつ、ペネロペ・クルスのヌードのために「オープン・ユア・アイズ」のDVDを手放す決心がつけられません(号泣)。
2001年 8月29日UP