小池田さんの
徳之島トライアスロン大会リポート

メールフレンドの小池田さんが、
徳之島大会のリポートを送ってきてくれました。

「スイム編」２ｋｍ

現地へ着いた時はまだお天気がよかったのですが、
レース当初は曇り-雨-雷-濁流。。。。
という今までに体験したことがなかったレースでした。
いやはやびっくりです。
まさかこんな天気でトライアスロンをするなんて感覚がさすが南国。
前日の下見ではスイム会場の海は本当にマリンブルーで、
珊瑚の間に色とりどりの熱帯魚が泳いでいました。
でも当日は・・・・・立ってもいられない強風。
さすがに今回に限り、「スイムに自信のない方は勇気あるリタイヤを!!」とアナウンスが。。
でもすでにレース10分前。鉄人たちのテンションはすっかりあがって
いたので、結局みんな海へととびこんでいきました。
でも見ている波は想像以上に泳ぐのとでは大違い。
このまま東シナ海へ流されそうでした。
さすがの私もきれいな海に堪能するまもなくおぼれるのを防ぐのに必死。
今思うとあれはトライアスロンというよりは救助訓練ですね。
目の前をぞくぞくと溺れている選手を助けるボートがひきしりなく走っていました。
救助ボートが定員いっぱいなんですから・・
結局私はいつもより15分遅れで浜に着きました。
でもスイムは結局おぼれた方々は600人中100人あまりだったとか・・・。

「バイク編」９０ｋｍ

おぼれかかったスイムの後だったので、身体と足が一緒になりません。
その上強風の為、上りはもちろん、下りもこがないと進みません。
せっかくのロケーションもあだとなり、お天気がよければ絶景の海岸沿いなのですが、
なんも風を防ぐことができないので横風に飛ばされそうでした。
DHバーなんて怖くてつかえませんでした。
コースもあまりにも強風の強い所は通行禁止になり、
とにかく風風雨雨に苦しめられた4時間でした。。
水着のままで競技したためにサドルづれで内股づれしたため当分自転車はのれません。。。

「ラン編」２１ｋｍ

いよいよ最終種目。
悪天候もますます拍車がかかって、たっているのもままなりませんでした。
あまりにも大粒の雨で身体が痛い痛い。。。
レースも序盤になってくるとこの天気ですから応援の方も少なくなり、
ボランティアの方も大変そうでした。
でも島あげての大行事なので、気温は寒かったけど、心は暖かかったです。
でもエイドのおにぎりは雨の中浮いていました。
ランはアップダウンがあったのですが、
あまりの大雨に下水道が処理できなくなり、水があふれて道路は床下浸水状態。
道路にかいてあるコースのラインなんてみえません。
海岸沿いの道路は海の水も流れてきて、しまいには蟹が道路を歩いていました。
強風の電柱にしばってある協賛の旗も直角におれていました。
まあほのぼのといえばほのぼのでした。
でもこんなレースだからこそなんか走っていてジーンときてだんだん涙
があふれてきてゴールにむかったのですが、ゴールの競技場についてびっくり。。。
強風でテントがとばされていました・・・

そんなこんなで7時間43分かかって無事ゴールしました。
優勝は宮古島につづいて田村の2連覇でした。
宿は普通の自宅でとめてもらったのですが、
全国からのアスリートと同居でとってもわきあいあいで、毎晩毎晩宴会でした。

本当はレース中の画像を送信したかったのですが、
上記のとおりこんな天気でしたので、レースの写真は1枚もありません。。
そのかわり民宿先でとった写真を添付します。
着用しているTシャツは参加賞です。
なんか日本代表のサッカーユニホームみたいでしょ。
とってもとっても楽しい徳之島レポートでした。
地元の大会も好きですが、県外のレースは刺激がいっぱい。
しばらく休んで珠洲大会むけてがんばります。

こいけだ　みずほ

記録

徳之島大会関連リンク

http://www.ny.airnet.ne.jp/nara/results98/tokunoshima.html

徳之島トライアスロン大会の上位入賞者の記録です。

神奈川県トライアスロン連合理事の奈良島さんのホームページJapanese Triathlon Scene提供

Thida's Island 太陽の島"徳之島"

徳之島出身の崎本さんが運営する徳之島紹介ホームページ。
このページを見れば徳之島の全てがわかります。