
97年9月27,28日
コース:27日 中道−薬師小屋−薬師岳−観音岳−薬師小屋
28日 薬師小屋−中道
山梨県では、”山梨100名山”というのを決めて、それぞれに標柱を立てるボランティアを募集していました。そこで、我々の山の会(山岳会と呼べるほどの会ではない)でも応募して、鳳凰に決まりました。で、やっと行ってきました。
鳳凰三山に登るコースとしては夜叉神峠からが一般的ですが、今回は重い荷物があるので、直登りですが、距離の短い中道ルートを選びました。
出発直前。実測15kg弱の標柱をザックに括りつけ交代で担いで登る。
風速15m、気温5℃で標柱を立てる!
標高2000mくらいに達した頃から、風が強くなり、あられが降ってくる。約4時間半で薬師小屋に到着。到着した頃には風が吹きまくり、霰が降っていました。とりあえずご飯を食べ天候の回復を待つ。一瞬風が弱まり、空も明るくなってきたので、天気が回復すると信じる事にして、標柱、つるはし、シャベルを持って出発。ところが稜線上はもっと風が強く(風速15mくらい?ちなみに気温は5℃)視界も悪い。でも行く!薬師小屋から観音岳まで40分ほどで到着。古い標柱の根元の部分(上部の字を書いてある部分はすでに折れている)を掘り起こし、新しい標柱を立てる。風が吹き、霰が舞う標高2840mの山頂では、つるはしを3分も振るうと息が切れる。厳しい状況だけに、全員よく働いて1時間ほどで作業を終える(天気が良かったらもっと時間がかかっていたかも)。デジカメも一応持っていたけど、この気温では当然動かない!9月なのにこんな天気になるとは!
バッテリーが弱った状態で無理矢理撮った標柱。本物は観音岳にいって見てください(^_^;)
作業終了後、薬師小屋に戻りビールで乾杯。普段だったら気温5℃でビールなんか飲まないけど、風速15mから戻ってくると、風の無いところは天国!!!。行く途中にとったキノコをトン汁に入れ宴会をして寝る。標柱を持っているのにどーしてトン汁が作れたり、キノコを採ってきたりするんだろう?(山小屋一泊なのに、私の個人装備は55Lのザックはいっぱいだった)
1泊した薬師小屋
翌朝、天気が回復していたので、日の出を見に薬師岳山頂に登る。で、前日とはまったく違う眺めを楽しんでから、朝食、下山。登りは4時間半かかったけど、下りは3時間。穏やかで気持ちの良い天気の中下る。
頂上付近では紅葉が始まりかけていた
実は山梨百名山の標柱は薬師岳山頂にもあり、地蔵岳にも立つ予定だそうです。鳳凰は”鳳凰三山”と呼ばれ、薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、地蔵岳(2764m)の3つのピークで構成されています。3つとも標柱が立つなんてよっぽど人気があったんだろうな。山の選定は、一応抽選という事でしたが、我々は麓の会社の代表という事で応募し(頂上から会社が見えます)、薬師岳の標柱も薬師岳に縁があるグループが立てていました。
注:鳳凰のような国立公園内では、かってに工作物(標柱ね)を立てる事は出来ません。我々も県の事業という事で国に許可を取ってあります。
★★★★ - 重かった
おなじみの高度記録です。
