40人規模で化石観察ができる場所は限られています。京都市内から比較的近い宇治田原は10人くらいまでの観察には適していますが、40人引率指導するとなると、一つ一つの露頭が小さく限界を感じていました。 以前から夏休みに化石や露頭にじかに接して、自然科学のおもしろさを伝える実践を実施してきました。2006年度は岐阜県まで足を延ばし自然観察会を実施しました。

1.目的   : 自然に親しみ、新生代第三紀中新世(1700万年前)の地層を観察することにより、瑞浪の地層の成り立ちを知り、化石を観察する喜びを味わう。

2.日時   : 2008年 7月 29日(火) ( 小雨 決行)

3.集合場所: 神川中学校 校門付近 午前7時30分
          欠席の場合は7時20分から30分の間に神川中学校に連絡をください。

4.場所   : 瑞浪化石博物館 自然観察地(土岐川の河原)
        岐阜県瑞浪市明世町山野内1−13
                  Tel 0572(68)7710

5.費用   : 貸し切りバス1台 交通費  入館料団体割引1人80円
         合計1人350円を自然観察会当日7月29日(火)に集めます。
    
6.参加者 : 理科自然観察会を希望した生徒 35名
        理科担当教員             3名

7.コース  : 学校集合--大山崎IC--瑞浪IC--瑞浪化石博物館--自然観察地--
           7:30  8:00   11:00   昼食  12:10
         --瑞浪IC--久御山IC--学校
           2:30  4:30   5:00
          道路の状態などにより多少時間の変更があるかもしれません。

8.持ち物  : リュックサック又はナップザック、弁当、水筒、軍手、帽子
          新聞紙、ボールペン又は鉛筆、マジック、雨具、敷物、
           ビニール袋、参加費用350円、おやつ少々、
           あればハンマーとタガネ、
      服装は野外活動にふさわしい服装(長袖、長ズ、ボン)が望ましい。       

       金剛晴彦 (京都パスカル)  2008年8月制作                  
生徒向けプリント
瑞浪化石博物館 デスモスチルスの全身骨格標本 デスモスチルスの歯
館内を見学して、瑞浪層群について学習する。 博物館の近くにある懐古洞 化石が観察できる。
へそ山で露頭の観察をする。 土岐川の川原 (化石の採集が許可されている。)
許可書が必要です。
マテガイ 瑞浪市 松ヶ瀬 2004.8.1
岐阜県瑞浪市立化石博物館見学
はじめに
金剛晴彦 (京都パスカル)  2008年8月制作
自然観察会の様子
生徒が見つけたサメの歯 2008.7.29
瑞浪化石博物館の前の公園で昼食 後方は博物館 2006.7.28
ハンマーの使い方などの注意 2006.7.28