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合計科目「固定資産」に減価償却累計額を合算するときは、マイナスで加算する必要があります
マイナスで加算する場合は、集計先の合計科目Codeにマイナスを付けます
期待した結果が得られなかったのは、科目マスタの設定ミス(マイナス記号を付けなかった)ためと思われます
以下、科目マスタの設定例です
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2100建物,D,10,・・・・・2900,2930
2200機械装置,D,10,・・・・・2900,2930
2300器具備品,D,10,・・・・・2900,2930
2900固定資産合計,D,80,・・・・・0,0
2920減価償却累計額,C,10,・・・・・0,-2930
2930固定資産簿価,D,80,・・・・・0,0
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データの並びは科目定義ファイル(DA_cc)で指定します
ここでは、科目Code、科目名、貸借区分、科目区分(10はBS科目、80は合計科目)、・・・・・
最後の二つがユーザ定義タグ(フィールド)です−ここでは、key1,key2 とします−
この設定では、建物から器具備品までの key1 に「2900」が指定されているので、「2900固定資産合計」にこれらの合計金額ががセットされます
同様に key2 には「2930」が指定されているので、「2930固定資産簿価」にも同様の合計金額がセットされます
減価償却累計額の key2 が「-2930」になっています、したがって上記の「2930固定資産簿価」にはこの減価償却累計額の値が減算されます
試算表の金額はスクリプト実行で以下のように推移します
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試算表作成直後
..........................................
2100建物,D,500
2200機械装置,D,400
2300器具備品,D,100
2900固定資産合計,D,0
2920減価償却累計額,C,300
2930固定資産簿価,D,0
..........................................
「Cal7ActG12ZTB(2900,"key1")」 実行後の試算表
..........................................
2100建物,D,500
2200機械装置,D,400
2300器具備品,D,100
2900固定資産合計,D,1000
2920減価償却累計額,C,300
2930固定資産簿価,D,0
..........................................
「Cal7ActG12ZTB(2930,"key2")」 実行後の試算表
..........................................
2100建物,D,500
2200機械装置,D,400
2300器具備品,D,100
2900固定資産合計,D,1000
2920減価償却累計額,C,300
2930固定資産簿価,D,700
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