|
合計科目とは、複数の明細科目の金額を集計した科目で、試算表上だけで利用するものです
従来は、科目マスタに明細科目だけを登録する仕様でした
今回(20100228)から、科目マスタに合計科目も登録できるようにしました
これに伴い、科目マスタの科目区分(MA_Class)に「合計科目」を新設しました(科目区分Code80)
試算表で合計科目を利用するには、科目マスタに合計科目を登録します
次に、明細科目の任意のタグ(フィールド)に集計先となる合計科目Codeを登録します
複数のタグを使えば、同一の明細科目を複数の合計科目に集計させることができます
試算表を作成した後、以下のスクリプトを実行し、合計科目の金額を計算します
・Cal7ActG12ZTB(#110)・・・・明細科目の合計を合計科目にセットする
・Cal7mnG9Set12ZTB(#115)・・・・合計科目間で演算を行いその結果を合計科目にセットする
例えば、
「Cal7ActG12ZTB」では、以下の集計が可能です
(明細)建物、(明細)建物減価償却累計額、(明細)建物減損累計額 →(合計)建物
(明細)販売費1〜(明細)販売費n →(合計)販売費合計
「Cal7mnG9Set12ZTB」では、以下の集計が可能です
(合計)販売費合計、(合計)管理費合計 →(合計)販売費管理費合計
(合計)売上高、(合計)売上原価 →(合計)売上総利益
試算表作成の各スクリプトは、仕訳科目に合計科目が含まれているかどうかはチェックしません
「Cal7ActG12ZTB」、「Cal7mnG9Set12ZTB」スクリプトは、集計結果をセットする科目が合計科目かどうかをチェックします
年次繰越処理で試算表から開始仕訳を作成するときは合計科目は無視されます(従前の仕様に変更なし)
具体的な設定方法などは、「アウトサイド処理」で解説します
|