A2101


スクリプトの引数には、数字だけのものと、数字をダブルコーテーションで囲んだものがあります、その違いはなんですか

「展開一番」スクリプトの引数には、「数字」と「文字」があります
個数などは数字で指定し、タグ名(フィールド名)などは文字で指定します、文字はダブルコーテーションで囲む規則になっています
これだけであれば問題はないのですが、「展開一番」スクリプトは、内部で文字を数字に変換することがあり、これがスクリプトの指定を複雑にしています
多くのスクリプトでは引数を内部で数字に変換して処理を行っています、会計日を引数とするスクリプトでは、会計日を「"20030408"」と指定しても「20030408」と指定しても問題はありません、前者は「文字→数字」、後者は「数字→数字」に変換されるからです
ところが、会計日の先頭にゼロが付く「030408」は「数字→数字」に変換できません、これは「030408」が数字でないと解釈されるからです(エラーが生じます)、この場合は、「"030408"」として(会計日をダブルコーティションで囲んで)、「文字→数字」で変換させます

したがって、引数の指定方法は以下のようになります
1先頭にゼロが付かない文字としての数字は、ダブルコーテーションで囲む必要はない
2先頭にゼロが付く文字としての数字は、ダブルコーテーションで囲まなければならない
3数字の先頭にゼロを付けてはならない



Last Update 2009/08/06