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Windowsアプリケーションを供給し利用するメリットは、標準化と大量生産から生まれます
メーカは、標準化という呪文をメディアを駆使して流布し、だれもが同じ振る舞いをするようにして、大量生産により利益を得ることができます
ユーザは、標準化という護符を信じ他者と同じになることによって、高機能なアプリケーションを低価格で利用できるようになります
このような仕組みの是非はさておき、特定のOSやアプリケーションの、鼬(いたち)ごっこともいうべきVersionUpも度が過ぎると腹立たしくなります
そこで、特定のOSや財務会計パッケージに左右されないで、100年間同じ方法で会計を実践するにはどうしたらよいかを考え、一応の結論として出てきたのが「展開一番」の考え方でした
「展開一番」は、現在の財務会計パッケージの在り方に対するアンチテーゼであり、会計を職業としている人、あるいは、会計を学んでいる人に、一つの選択肢を提供するものです
Windows用財務会計パッケージに不満がなければ、「展開一番」を理解する必要はなく、利用するメリットもないでしょう
「できる限り自由でいたい」、この一点に共感できるか否かが、「展開一番」を理解する鍵になります
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