スクリプト Sel


書式 SelFXJ_MkFWXJ(dd)
機能 (定型仕訳)
定型仕訳ファイル(FXJ_hhhh)の仕訳(以下、定型仕訳という)を、仕訳抽出ファイルに複写する
事業年度開始日から抽出基準会計日までの定型仕訳を複写する
複写後、定型仕訳の「経過月」が99のとき当該仕訳は定型仕訳ファイルから削除される、ゼロのときは削除されない
「経過月」が上記以外及び定型仕訳の会計日が事業年度内にないときは複写・削除されない
定型仕訳処理については、インサイド処理1110 を参照のこと

In FXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ dd:抽出基準会計日
用例 SelFXJ_MkFWXJ(20110831)
定型仕訳ファイルから、20110831以前の会計日を持つ定型仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに複写する



書式 SelWXJ_CodeX_MkFWXJ(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳抽出ファイルから、条件を指定して仕訳を検索し仕訳抽出ファイルを作成する抽出対象の仕訳抽出ファイルは削除される、「CpyWXJ_ApdZList」スクリプトを実行すると仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に書き出し保存することができる
仕訳の検索のほか、仕訳ファイルから複数の条件で仕訳を抽出する場合に利用する
例えば、仕訳ファイルに一般会計と特別会計の仕訳が含まれていて、一般会計の4月から9月までの仕訳を抽出するときは、最初にSelXJ_MkFWXJスクリプトを適用し一般会計の仕訳を抽出し(仕訳抽出ファイルが作成される)、次にこのスクリプトを利用して4月から9月の仕訳を再抽出する(前の仕訳抽出ファイルに置き換わる)
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる
貸借識別文字とは、タグ名に付く「D」「C」であり、貸借識別文字を除いた、科目のタグ名は「J_A」、部門のタグ名は「J_D」などとなる
「J_DA」は「借方科目Code」を、「J_A」は「借方科目Codeと貸方科目Code」を指定することになる
引数の「key」は数字であればよいので、Codeのほか金額も指定できる

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 SelWXJ_CodeX_MkFWXJ("J_AU",100,100)
仕訳抽出ファイル(上期分の仕訳)から、会計単位Code100(一般会計)の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルとする、この結果、仕訳抽出ファイルは、一般会計上期分の仕訳だけとなる
SelWXJ_CodeX_MkFWXJ("J_DA",100,100)
仕訳抽出ファイルから、借方科目Code100の仕訳を再抽出する
SelWXJ_CodeX_MkFWXJ("J_A",100,100)
仕訳抽出ファイルから、借方科目Code100または貸方科目Code100の仕訳を再抽出する
SelWXJ_CodeX_MkFWXJ("J_DAmt",105,911)
仕訳抽出ファイルから、借方金額が105〜911の仕訳を再抽出する


書式 SelWXJ_DD_MkFZList(dd)
機能 (収支予定一覧表)
仕訳抽出ファイルの仕訳からリストファイル(収支予定一覧表)を作成する
仕訳抽出ファイルの仕訳の J_DDD/J_CDD/J_XDD タグの値が指定日付より大きい仕訳を抽出して入出金予定データを作成する
二科目仕訳で貸借のタグに値があるときは、それぞれごとに入出金予定データを作成する
作成するファイルは ZList_hhhh.txt とする、フォーマットは
入出金予定日,会計日,伝番,科目Code,入金額,出金額,残高(常にゼロ)

In WXJ_hhhh.txt
Out ZList_hhhh.txt
パラメタ dd:年月日
用例 SelWXJ_DD_MkFZList("20130101")
仕訳抽出ファイルの仕訳のうち、借方資金期日(J_DDD)/貸方資金期日(J_CDD)/自科目資金期日(J_XDD)タグの値が、"20130101"(2013年1月1日)より大きい仕訳を抽出してリストファイル(ZList_hhhh.txt)を作成する
このリストファイルから収支予定一覧表を作成する
収支予定一覧表の作成方法は、1130個別問題の66収支予定一覧表を参照のこと



書式 SelWXJ_MkFWGL(aaaa)
機能 (抽出)(元帳)
仕訳抽出ファイルから、元帳作成科目の仕訳を抽出し、元帳ワークファイルを作成する、既存ファイルがあれば削除してから作成する
この元帳ワークファイルは仕訳そのものであり、元帳を作成するには、これを元帳様式のワークファイルにフォーマット変換する必要がある(ReFWGL_WGLFスクリプト参照)

In WXJ_hhhh.txt
Out WGL_hhhh_aaaa.txt
パラメタ aaaa:科目Code
用例 SelWXJ_MkFWGL(1020)
仕訳抽出ファイルから科目Code1020の仕訳を抽出し、元帳ワークファイル(WGL_hhhh_1020.txt)を作成する



書式 SelWXJ_MkLJNL(aaaa)
機能 (抽出)(元帳)
仕訳抽出ファイルから指定科目の仕訳リストを作成する、仕訳リストは LJNL.txt ファイルに追加される、LJNL.txt ファイルがない場合は新規に作成される
仕訳リストの最後に合計金額行が付加される、合計金額行の並びは、科目Code、借方合計額、貸方合計額、貸借差額の絶対値となる
元帳の取引内容を一覧する場合に利用する(残高金額は計算されない)

In WXJ_hhhh.txt
Out LJNL.txt
パラメタ aaaa:科目Code
用例 SelWXJ_MkLJNL(1020)
仕訳抽出ファイルから科目Code1020の仕訳を抽出し、貸借別の合計金額と発生純額を計算する、抽出及び計算結果は仕訳リストファイル(LJNL.txt)に出力される



書式 SelWXJ_StrX_MkFWXJ(key,str)
機能 (抽出)
仕訳抽出ファイルから、条件を指定して仕訳を検索し仕訳抽出ファイルを作成する抽出対象の仕訳抽出ファイルは削除される、「CpyWXJ_ApdZList」スクリプトを実行すると仕訳抽出ファイルの内容を集計リストファイル(ZList_hhhh)に書き出し保存することができる
「SelWXJ_CodeX_MkFWXJ」スクリプトは、Codeまたは金額で仕訳を検索するが、このスクリプトは文字列で検索する
したがって、「key」に指定できるタグは、J_Rem・J_DRem・J_CRem・J_XRemなど、文字列を内容とするものに限られる
文字列の検索は、第二引数の文字列を正規表現のパターンに変換して行なう、詳しくは、Q&A1210の「スクリプト、ユーザスクリプト」のQ2125 の説明を参考のこと

In WXJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー、通常は「摘要文」のタグを指定する)
str:keyの値(検索文字列)

用例 SelWXJ_StrX_MkFWXJ("J_Rem","請求番号")
仕訳抽出ファイルから全体摘要に「請求番号」がある仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
SelWXJ_StrX_MkFWXJ("J_DRem","稟2014-\\d\\d\\d")
仕訳抽出ファイルから借方個別摘要に2014年度の稟議番号がある仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
(稟議番号は 稟yyyy-nnn であるとする)



書式 SelXJ_ApdWXJ(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳ファイルから、条件を指定して仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
この後の処理によっては、SrtWXJスクリプトで会計日順の並べ替えが必要になる(参考:元帳作成では並べ替えが必要、試算表作成では並べ替えは不要)
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる(二科目仕訳で運用する場合)
貸借識別文字については、SelWXJ_CodeX_MkFWXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 SelXJ_ApdWXJ("J_AU",10,10)
仕訳ファイルから、会計単位Code10の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
SelXJ_ApdWXJ("J_D",100,199)
仕訳ファイルから、部門Code100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する



書式 SelXJ_ApdWXJ_2(key,sV,eV,tFld,value)
機能 (抽出)
機能は「SelXJ_ApdWXJ」に同じ
抽出対象となった仕訳の、指定したタグ名に、指定した値をセットする

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
tFld:指定した値(value)をセットするタグ名
value:セットする値
用例 SelXJ_ApdWXJ_2("J_AU",10,10,"J_U_f1","抽出済")
仕訳ファイルから、会計単位Code10の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
抽出対象となった仕訳の「J_U_f1」タグに「抽出済」をセットする
SelXJ_ApdWXJ_2("J_D",100,199,"J_U_10","10")
仕訳ファイルから、部門Code100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルに追加する
抽出対象となった仕訳の「J_U_10」タグに「10」をセットする



書式 SelXJ_MkFWXJ(key,sV,eV)
機能 (抽出)
仕訳ファイルから、条件を指定して仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
通常はキーに会計日を指定して、一定期間の仕訳を抽出する
この仕訳抽出ファイルが、帳票作成や、集計金額の基礎となる
既存ファイルがあれば削除してから作成する
仕訳の範囲を絞り込むキーとなるタグ名のうち、「科目」「消費税」「部門」「プロジェクト」については貸借識別文字を省略できる(二科目仕訳で運用する場合)
貸借識別文字については、SelWXJ_CodeX_MkFWXJスクリプトの説明を参照のこと

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
用例 SelXJ_MkFWXJ("J_Date",20031005,20040328)
仕訳ファイルから、2003年10月5日から2004年3月28日までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
SelXJ_MkFWXJ("J_Date","031005","040328")
上記と同じ、ただし、会計日が西暦年2桁でかつゼロから始まっているので、会計日の指定を「文字」にするため、ダブルコーティションで囲むことに注意する
SelXJ_MkFWXJ("J_P",1000,1999)
仕訳ファイルから、プロジェクトCodeが100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する



書式 SelXJ_MkFWXJ_2(key,sV,eV,tFld,value)
機能 (抽出)
機能は「SelXJ_MkFWXJ」に同じ
抽出対象となった仕訳の、指定したタグ名に、指定した値をセットする

In XJ_hhhh.txt
Out WXJ_hhhh.txt
パラメタ key:タグ名(仕訳の範囲を絞り込むキー)
sV:keyの開始値
eV:keyの終了値
tFld:指定した値(value)をセットするタグ名
value:セットする値
用例 SelXJ_MkFWXJ_2("J_M",1,3,"J_U_1","Q1")
仕訳ファイルから、第1四半期の仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
抽出対象となった仕訳の「J_U_1」タグに「Q1」をセットする
SelXJ_MkFWXJ_2("J_P",1000,1999,"J_U_P","Xプロジェクト")
仕訳ファイルから、プロジェクトCodeが100から199までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成する
抽出対象となった仕訳の「J_U_P」タグに「
Xプロジェクト」をセットする



Last Update 2014/03/29