スクリプト P


書式 PstWSumDC_ZTB(p_TB,flg)
機能 (試算表)
科目集計ファイル(「WSumD_hhhh.txt」「WSumC_hhhh.txt」)の金額を、試算表ファイルの開始残高欄、または、期間取引高欄に転記する
科目集計ファイルは、一定期間の科目別貸借別の集計金額で、SumWXJ_MkFWSumDCスクリプトで作成される
転記場所と、転記後の科目集計ファイルの扱いはパラメタで指定する
個別問題の「試算表」を参照すること

In WSumD_hhhh.txt
WSumC_hhhh.txt
Out ZTB_hhhh.txt
パラメタ p_TB:転記場所 0:開始残高欄 1:期間取引高欄
flg:転記後の科目集計ファイル 0:残す 1:消去する
用例 PstWSumDC_ZTB(0,1)
科目集計ファイル(経過月ゼロの仕訳の科目別合計金額)を、試算表ファイルの開始残高欄に転記したあと消去する



書式 PstXJTax_ZWS(sf)
機能 (消費税)
仕訳データから科目別に消費税額を集計し(「科目別消費税額一覧表」)を作成し、ワークシートファイル(ZWS.txt)に出力する
既存のワークシートファイルは削除されるので、残しておきたいときは事前にリネーム等を行う
対象とするファイルは、仕訳ファイル(XJ_hhhh)または仕訳抽出ファイル(WXJ_hhhh)のいずれかで、パラメタで指定する
開始仕訳を除く全仕訳を集計範囲とする
「科目別消費税額一覧表」のデータの並びは以下のとおり
科目Code、科目名、貸借区分、借方税込金額、貸方税込金額、税込金額残高、借方消費税額、貸方消費税額、消費税額残高、税抜金額残高
このスクリプトは消費税が計算されていることを前提としている
「SetJTax_RefYA」「CalJTax」スクリプトの解説も参照のこと

In XJ_hhhh.txt または WXJ_hhhh.txt
Out ZWS_hhhh.txt
パラメタ sf: "XJ"(仕訳ファイル) "WXJ"(仕訳抽出ファイル)
用例 PstXJTax_ZWS("WXJ")
仕訳抽出ファイルから「科目別消費税額一覧表」をワークシートファイルに作成する



書式 PstZTB_ZWS(sV,eV,p_TB,p_WS)
機能 (ワークシート)
試算表ファイルの金額を科目範囲、転記元欄、転記先欄を指定してワークシートファイルに転記する
試算表ファイルとワークシートファイルの科目の並びが同一であることを前提にしている、この並びをチェックするスクリプトChkZWS_ZTBが用意されている
転記する科目の範囲、転記元になる試算表の金額欄、転記先のワークシートの金額欄はパラメタで指定する
試算表の月次推移表や、場所別試算表一覧表を作成する場合に使用する

In ZTB_hhhh.txt
Out ZWS_hhhh.txt
パラメタ sV:転記する科目Codeの開始値
eV:転記する科目Codeの終了値
p_TB:試算表ファイルの金額欄 1から9 試算表の金額欄の最初(繰越残高欄の借方)を1とする
p_WS:ワークシートファイルの金額欄(1〜n) ワークシートの金額欄の最初を1とする
用例 PstZTB_ZWS(6000,89999,9,1)
試算表ファイルの繰越残高欄の残高欄(9)の金額を、ワークシートの最初の金額欄(1)に転記する、転記する科目の範囲は損益科目(6000〜8999)だけとする



以下のスクリプトは「展開一番」のライブラリ(t1.rb,t1_GC.rb)には含まれていません
利用するには、スクリプトに記載してあるライブラリを利用してください



書式 ParseXL_MkFXJ(fn,lv,nnnn)
ライブラリ t1_inside
機能 (仕訳作成)
Microsoft社のEXCELで作成した仕訳データを解析(parse)して仮「XJ_nnnn」ファイルを作成する
RubyのWin32OLEライブラリ(註)を利用する
EXCELファイルは、個別ファイルのフォルダに置く
仕訳データはシートの左上から記録する
シートの上から任意の行を見出し行とすることができる
仕訳は行単位で作成し、フィールドの並びは仕訳定義ファイルと同じにする
利用例は「インサイド処理1110」の「COMによる仕訳ファイルの作成」に記載
(註)Win32OLEライブラリは、EXCELの数値を浮動小数点で返してくるので、仕訳データの数値には小数点が着く(例えば、0.0、123.0)、このため、このスクリプトで作成した仕訳データは再度ParseXL_MkFXJ2スクリプトで整形する必要がある

In XXX.XLS(任意のEXCELファイル)
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ fn:仕訳データを記録したEXCELファイル名、ただし、拡張子は付けない
lv:見出し行とする行数、ここで指定した行数だけデータを読み飛ばす
nnnn:作成する仕訳ファイルに付ける4桁の法人番号
用例 ParseXL_MkFXJ("Win32OLE_Data",3,2000)
「Win32OLE_Data.XLS」ファイルの仕訳データから仕訳ファイル「XJ_2000.txt」を作成する
仕訳データは上から3行を見出し行として利用している



書式 ParseXL_MkFXJ2(nD,nJ)
ライブラリ t1_inside
機能 (仕訳作成)
ParseXL_MkFXJで作成した仕訳データの数値を(浮動小数点型から整数型に)整形する
パラメタで指定した法人の仕訳定義ファイルのフィールド並びから、文字列が入るフィールド(J_Rem,J_DRem,J_CRem,J_DC,J_XRem)を検索し、仕訳ファイルの当該箇所以外のデータを整数に変換する

In XJ_hhhh.txt
Out XJ_hhhh.txt
パラメタ nD:参照する仕訳定義ファイル(DJ_hhhh)の法人番号
nJ:整形対象となる仕訳ファイルの法人番号
(註)nDとnJは同じでも異なってもよいが、フィールド並びは同じでなければならない
用例 ParseXL_MkFXJ2(1000,2000)
仕訳定義ファイル(DJ_1000.txt)のフィールド並びを参照して、仕訳ファイル(XJ_2000.txt)を整形する



Last Update 2015/11/15