6.スクリプトファイルのサンプル 40 | ![]() |
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帳票又は作業別にスクリプトファイルを作成します スクリプトファイルに、帳票作成等に必要なスクリプトを順序よく記述します このスクリプトファイルを保存し、再利用することで定型的な作業を効率よく進めることができます スクリプトファイルの詳しい内容は、「スクリプト」をご覧下さい (註)以下のスクリプトは「展開一番」Ver.7 以降のものです (Ver.7 でスクリプト名の見直しを行いスクリプト名を変更しました) |
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1.スクリプトファイル | ||
require "t1" Sel9MkF1XJ2WXJ("J_Date",20030401,20030630) MkF1WXJ2WSumDC() Pst1WSumDC2ZTB(1,0) Cal7Bal12ZTB(6) Bal7CgF12ZTB() スクリプトファイルは、ユーザが「展開一番」に対して行う作業指示書に相当するものです 基本的にはユーザが作成すべきものですが、最初はサンプルスクリプトを参考にして、一部を変更するなどして習熟していけば、「展開一番」を自在に操れるようになります 上記は、試算表の期中取引高欄を計算するスクリプト(ファイル名は、sample_TB_1.rb)の例です、以下簡単にその内容を説明します 1行目は、「展開一番」のライブラリを使用する宣言文で、おまじないのようなものです 2行目で、仕訳ファイルから、会計日をキーにして、2003年4月から6月までの仕訳を抽出し、仕訳抽出ファイルを作成し 3行目で、仕訳抽出ファイルから科目別貸借別の金額を集計し、その結果をワークファイルに記録し 4行目で、上記の集計結果を試算表ファイルの期間取引高欄に転記し 5行目と6行目で、試算表ファイルの期間取引高欄と繰越残高欄の計算を行っています 「Sel9MkF1XJ2WXJ」「MkF1WXJ2WSumDC」などが「展開一番」のスクリプトであり、その実体は、Rubyのプログラム(正確にはメソッド)です スクリプトの後のカッコの中の数字や文字は、引数(ひきすう)と呼ばれるもので、スクリプトの実行に必要な情報を与えるものです |
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Last Update 2021/11/07