3.マスタファイルのサンプル 10
必要なマスタの種類及びその内容は、利用目的により異なります
基本情報マスタと科目マスタ(及びその定義ファイル)の作成だけで、「展開一番」を利用した会計を始めることができます
マスタファイルの詳しい内容は、「「展開一番」の基本構造とその仕様」をご覧下さ



1.基本情報マスタファイル

K_Name,株式会社K総合研究所
K_BusinessYear,48
K_SYMD,20030401
K_EYMD,20040331
K_XFractions,2
K_YA,95
K_YX,90

基本情報マスタは、タグ名(註)とその値をペアにして記載します
タグ名は、マスタごとに決められています
例えば、「K_SYMD」というタグ名は、事業年度又は会計年度開始日を表しています
株式会社K総合研究所の第48期事業年度開始が2003年4月1日の場合は、上記のように記載します
基本情報マスタファイルには、法人番号を付けて、例えば、XK_9050.txtという名前を付けます

(註)「フィールド名」と記述するのが一般ですが、「展開一番」では「タグ名」と記述します
頻繁に出てくる用語なので、記載の幅を少しでも減らすためです、特別な意図はありません


2.科目マスタファイル

1010,現金,D,0,12
1020,預金,D,0,12
1030,売掛金,D,0,10
1040,商品,D,200,10
1090,その他の流動資産,D,0,10


科目マスタファイルにはタグ名を含めません、科目マスタとは別に、科目定義ファイルにタグの並びを記載します
科目マスタには、類型番号を付けて、例えば、YA_95.txtという名前を付けます
科目マスタは共用が可能なので、基本情報マスタの「K_YA」タグで、どの類型番号の科目マスタを適用するかを指定するようになっています


3.科目定義ファイル

MA_Code
MA_NameL
MA_DC
MA_XCode
MA_Class

科目定義ファイルには、科目マスタのタグの並びを記載します
この例では、科目コード、科目名、貸借、消費税コード、科目区分を表すタグ名を記載しています
科目定義ファイルには、対応する科目マスタと同じ類型番号を付けて、例えばDA_95.txtという名前を付けます




Last Update 2020/01/18