鶴巻町の家

 

道路越しにに見る外観

外壁はコンクリート打ち放しに保護塗料吹付。

住居として環境の悪い1階を車庫として、2階から4階までを住まいの空間としています。
セットバックした、4階部分に屋上庭園があります。

屋上庭園に植えた植物が、コンクリートのちょっと冷たい表情を和らげています。

窓の上のアルミで出来た瞼のような小さな庇は、小雨の時の水切のため。

居間より食堂、キッチン方向を見る

キッチンと食堂はセミオープンの対面式。
お母さんが料理を作りながら、居間にいる子供達の様子が分かるようになっています。

食堂と居間を見る

コルクタイルの床と白い壁、コンクリート打ち放しの天井と、シンプルな仕上げ。窓には紙障子を入れて、近隣の視線を遮りながらも柔らかな光が入ってきます。

天井からぶら下がっているブランコは、小さな子供達のためにお父さんが作ったもの。

洗面室と浴室を見る

不整型な敷地の形状から生まれる三角形を逆手にとって、洗面室と、浴室は面白い形になりました。
小学校一年生と、3才の子供達は家族全員でお風呂に入れて、大喜び。

屋上庭園を見る

狭いながらも十数種類の草花が茂って、狭い敷地で庭が取れなかったところを補う様に考えました。
鉄骨で作ったパーゴラにはブドウのつるが伸びて、夏の強い日差しを遮ってくれます。

ここで採れたブドウで、ワインを作っているそうです。

雨水を貯めて散水に使う貯水槽も設置しています。(本当に簡単なものですが)