鷺宮の家

外観

リフォームなので外観はあまり変えられませんが、元の建物が重い感じだったのを、明るく、軽快な感じになるようにいろいろ工夫しました。
玄関の庇と、二階のバルコニーが重く、建物を暗くしていたので、これをガラスの庇と、鉄骨にグレーチングの床のバルコニーに変えることで外観も、室内もずいぶん明るくなりました。
玄関周りの窓をコーナースリットにして、外壁を明るい色に塗り替え、塀の高さも低くすることでずいぶん軽快な感じになったと思います。

改築前の外観と玄関庇

玄関

玄関は元もと吹き抜けになっていたのを利用して、窓をコーナーにスリット状に開けました。
これによって日中はとても明るくなり、内部に照明を仕込んでいるので夜になる玄関の内外を明るく照らすようになります。

改築前の玄関内部

リビングの南側を見る

リビングルームの南側にはデッキを設けて、天井いっぱいの高さに木製両開きのサッシを付けました。
これによって、以前は暗かった部屋が明るくなり、両開きのサッシをいっぱいに開けると、外部に向かって空間が広がるようになりました。

床は無垢のオークフローリング、壁と天井は塗装仕上げです。

改築前のリビングルーム

リビングの北側を見る　

以前からリビングの北側に中庭があったのですが、暗くてじめじめした感じだったところを、デッキを張って、ガラスの屋根を掛け、食堂の延長として使えるようにしました。

寝室

　２階の寝室は、工事中に丸太の梁が見えたので、急遽これを見せるように変更しました。おかげで、天井も高くなり、面白い部屋が出来上がりました。これぞリフォームの醍醐味。

工事中の寝室の天井部分