三鷹の家


南側の外観

外装もほぼ全面的に改装しました。

開口部を木製の大きなサッシに変えて、木製のバルコニー、広いデッキと、外部にも木の雰囲気を出すようにしました。

外壁はモルタル下地にジョリパット吹付仕上。

居間

居間は、南側のデッキに向かって背の高い木製サッシを付けたために、随分明るく、開放的な雰囲気になりました。

床は無垢のオークフローリング、自然塗料仕上げ、壁天井は塗装仕上げです。

居間から食堂方向を見る

キッチンはセミオープンの対面式。

居間につながる和室も、普段は天井いっぱいの襖を引き込んでおけば居間と一体の空間となって、それほど広くはない居間に広がりを感じさせるようになっています。

2階の寝室

寝室の壁は、調湿作用があるといわれる、火山灰を原料とする塗り壁です。
床と天井には桐の木を使いました。桐は柔らかな材料なので、歩くと足に優しく、暖かな感じがします。
天井には古い梁をそのまま見せています。

洗面室と浴室

洗面室と浴室の間はガラス張りとすることで、洗面室のトップライトからの光が隅々まで行き渡って、随分明るく、広がりの感じられる空間になりました。

壁と天井は、私の事務所では定番になった、ヒバの木を張っています。ヒバの記は独特な香りがいつまでも残り、入浴の時にリラックスした気分にしてくれる効果があります。
お手入れを気にする人もいますが、ヒバにはヒバオイルが含まれていて、水に対して強く、カビも生えにくいので、水周りに使っても手入れの楽な素材と言えます。