リヴォリ通りから門をくぐって中庭へ入る


カルーセル広場。この右側にガラスのピラミッドがあり、V字型の中庭を長く伸びる両翼によって囲われている。


今ではすっかり有名になったルーブルのガラスのピラミッド。このガラスの入り口は1989年に中国系アメリカ人の建築家、イオ・ミン・ペイによって、ルーブルの改築工事の一環として設計された。


12世紀に要塞として作られ、この図のように後ろに城壁があったらしい。その後王宮として作り替えられ、増築を重ね、18世紀の末頃から美術館として徐々に姿を変え、今の形になった。


ガラスのピラミッドからエントランス内部に入ると地下ホールへと降りる優雅ならせん階段がある。ここが各展示室への結節点となっている。


リシュリュー翼の地下、中庭だったところにガラス屋根を掛けて、広々とした彫刻展示室になっている。


バロック風の豪華な天井の展示室。


シェリー翼の地下に、12世紀の要塞時代の擁壁の遺構がそのまま残されている。