8階の玄関を入ると最初にこのアトリエが目に入る。石積みの壁と、ボールト天井が印象的。
コルビュジェはいつも午前中はここで絵を描いていたという。


アトリエの隣には居間。トップライトに照らされたグレーと朱色の壁が鮮やか。


今の奥に食堂。白い壁に白いボールト天井。奥にキッチンのドアが見える


キッチンはシンクの前にガラスブロックの窓から十分な光が入って、明るく使いやすそう。


鮮やかなブルート黄色の壁に白いボールト天井の寝室。ベッドの足が長いのは向かいの窓から見えるブローニュの森を眺める為と言われている。寝室に付属するバスルームは開放的で、入口の角が丸められているのは住むための優しい配慮。


寝室の奥にある洗面室とシャワールーム。至る所で角が丸められて、ガラスブロックから優しい光が入る気持ちの良さそうな空間。


8階から9階へ行くらせん階段も美しい。


9階にあるのはコルビュジェのお母さんがパリへ来た時に泊まる部屋。合板張りの不思議な形の天井で、ミニキッチンが付いている。


9階のガラス張りの階段室の外は屋上庭園になっている。右の方にブローニュの森が見える。