かさべるで

          
              1階が車庫、2階が賃貸部分で、3階、4階がオーナー住居になっています

外観

コンクリート打ち放しの外観に大きなケヤキの木。

このケヤキは、夏の間葉をいっぱいに茂らせて部屋の中に日差しが入ることを防ぎ、冬には葉を落として家の中に十分な日差しを呼び込みます。まさにこのケヤキ一本でパッシブソーラーになっているわけで、植物の持つ力の大きさには脱帽します。

リビング ルーム

コンクリート打ち放しの天井に、コルクタイルの床、シナ合板の壁と、いたってシンプルなインテリアに南側いっぱいの窓。

作りつけの収納家具の裏側がキッチンになっていて、その間に三角形のテーブルがあり、家族のだんらんの場所となっています。

同じくリビングルームの反対側

障子の向こうは、3畳の小さな和室。日本酒を飲むためのスペースと、クライアントは言っていますが。

夜には、中の照明でこの部屋全体が大きなぼんぼりのように光ります。

玄関

玄関の屋根はガラスで出来ていて、隣家の庭の緑がその上を覆っています。

作り付けの靴箱も壁と同じシナ合板で出来ていて、壁に溶け込んでいます。