大泉学園の家


南側から見た外観

シンプルなコンクリート打ち放しの仕上げとして、屋上のガラスの手摺で囲われているところが屋上庭園になっています。

西側から見た外観

道路の南側に見える、小学校の桜の木を眺めるようになっています。
居間の窓から、この桜でお花見が出来るようにと言うのが、お施主さんの希望でした。

居間からキッチンを見る

キッチンの後ろの、屋上への階段は乳白のポリカーボネード板で囲われていて、ガラス張りのペントハウスから落ちてくる光でキッチン全体を明るく照らすように考えました。

キッチン

3.8mの長さのキッチンカウンターは、調理に使いやすいだけでなく、その下に設けた引き出し式の収納で食器類をすべて収納する様にしています。

コーリアンカウンターに他の家具と合わせてオーク材で本体を作りました。オール電化の為、コンロはIHコンロを使用しています。

ペントハウスと屋上庭園

ペントハウスの南側と北側に二つの屋上庭園があり、南と北側はガラス張りのサンルームになっていて、雨の日でも、ここに洗濯物が干せるようになっている。

この写真は竣工直後なので、まだ屋上庭園の芝は芽を吹いておらず、家庭菜園にも野菜が植えられていないので、少し殺風景ですが。

竣工から1年たった、夏の終わりの頃の屋上庭園

芝生は緑に伸びて、角に植えた月桂樹の木もずいぶん大きくなってきました。全体に「アクアソイル」という軽量土壌を30cmほど入れています。
ただし、アクアソイルだけでは野菜を育てるのに養分が保持できないので、金属メッシュのボックスに養土を入れたものを並べて、家庭菜園としています。

今年の夏は、いろいろな野菜が食べきれないほど獲れたそうです。